県営大宮球場。
セミが泣くほど暑い。
愛知ディオーネ4-5×埼玉アストライア

昨日とは変わり、点にはならなくても序盤からコツコツと攻撃の形を作り続けるいい流れ。

4回、先頭ヒットの川端が盗塁をからめ、山崎タイムリーでやっと点が入る。

次打者の今井の打席でいきなりエンドラン。
いい攻撃出来るじゃない!

その後もヒットが続き、一死満塁、1番佐藤の打席でさっそく代打前田、結果は出なかったがこの思いきりの良い采配はチームの勢いを増す。

続く加藤が2点タイムリーで一挙4点を奪い同点。
こういう攻撃的采配が安定すれば優勝出来たのだが。

課題はその後のブルペンだな。
今日の主審はかなりゾーンが偏っていて投手は苦労していが、あの不安定なコントロールだと計算しづらい。
特に泉投手は上から下に投げるフォームだが、下から上にというマウンドを滑空するフォームを覚えないと制球に苦労が続くだろう。
女子プロ野球の投手にはこのタイプが多い。

抑えの山崎舞はだいぶフォームが安定して来ているので来年に期待。

最終回、結局サヨナラ勝ちはしたが、勝利にこだわるなら山崎に代走松村を出すべきだった。
次打者今井に代走が出せない事を考えたらなおさらだ。
サヨナランナーという不思議な制度のおかげで忖度するはめになったのだろうが、山崎、そして大山コーチは最後の場面を含め走塁の判断にセンスがなさすぎる。

2018年アストライアの残り試合もあとわずか、チームの完成度で言うと今年はあと一歩かな。


そして、中野菜摘選手の引退セレモニー。
長年コンビを組んだ川端選手から花束贈呈。

最後に中野選手とお別れの挨拶が出来て、サインももらえる売店には試合そっちのけで永遠と長蛇の列。

やはりすさまじい人気!

この中野選手の魅力は、もう引退したから語れるが、そのアスリートとしての高いプライドを持った媚びない性格。

あからさまに不満を体現したダンス、楽しさに溢れた加藤選手のダンスとまさしく対称的だったが、オイラは「なんでプロ野球選手が試合の後に客のために踊んなきゃならねーんだよ?」を態度に出しまくる中野選手が好きだ。

物販で客に囲まれてるにもかかわらず、「客なんかテキトーに返事しときゃいーんだよ」と言い放ち、なおかつそれを笑いに出来るのは中野選手だけだった。

この圧倒的にアグレッシブな存在感を持つ選手がいなくなるのは痛手でしかない。

裏では常に打撃について考え、悩み、ふてぶてしさの中に闘志を秘めた、野球に真面目すぎるほど真面目に向き合い続けた中野菜摘選手は間違いなく女子野球史に残るレジェンドだ。

自分の中で仲間としてプレーするならこの選手!

そんな中野菜摘選手、お疲れ様でした。