リーグ戦の後は移動して別チームの試合に参加。

こちらは県代表チーム、今年初参加。
当然相手も代表クラスの強豪ばかり。
午前の試合をひきずり、メンタル的に負けそうな感じだったので秘密兵器であるポルトネオンの「未来脚本家」を聴いてテンションを上げる。
心の中で「かなさん、オラに力を分けてくれ」そう言うと誰が相手だろうと負けない気分になった。

このチームはグラウンドを半日確保している、
試合一時間半も前からかなりきっちりと練習をやりこむ。
それだけで午前の試合の倍以上体力を使う。
内容も実戦で必要な事を確認しているので非常に濃い。

午後は7番レフト。
このチームでは打順固定で常に7番。

相手投手、二枚でやはりどちらもとてつもないレベル。午前の投手もリーグ屈指だけあって球威では負けていないが、このチームの投手陣はさらに正確無比なコントロールとキレのある変化球を持っている。
まともに打てる相手ではない。

が、結果的には進塁打、右安、右安①。

去年の最終戦から5打数4安打と出来すぎが継続している。
それどころかここ3年で無安打は1試合だけ。
だからこそ呼んでもらえているのだが、何故だか理由が分からない。
打っている打球も本来自分が出来る技術の範疇を超えた当たり、というか自分のスタイルではないスイング。

メンタル的なものだろうか?
このチームの野球はとにかく小技を駆使してランナーを進めるスモールベースボール。
それに合わそうとコースを見極めてくらいつく、例えるなら「佐藤千尋」スタイルが結果になっているのかもしれない。
加藤優打法に取り組むに当たってまず始めたのが佐藤千尋打法だった。

あの時の練習が今日結果になっているのだから野球は面白い。そしてアストライアに感謝。

なんかオイラ、監督からこのレベルでも打てる打者だと思われちゃってるぞ、ハードル上りすぎ。

試合は最終回一点勝ち越し、勝利。

だが、試合後の反省会半端ねえ。
ある選手のちょっとした怠慢プレーにエースガチギレ説教、「あれはどういう理由か説明してみろ、みんな死ぬ気でやってるんだよ!」

いや、マジでこの人たち死ぬ気でやっている。
試合前の準備から普段のトレーニング、人生を掛けていると言えるほど。
だから全国でやってるんだろうけど。

そして試合後はまたも鬼ノックで特訓開始。

今のオイラはすでにスタミナガス欠で帰ったけど、極端すぎるオイラのリーグ戦のゆるゆるチームとのこのギャップ、

すげえ楽しい!

ブラック企業に勤めつつ、このレベルに標準を合わせたトレーニングを続けるはかなりの試練だが、ここにいるとワクワクが止まんねえ!

やるならやっぱり極めたい、

メラメラ、ムズムズ、

う~ん、やはりオイラ、こちら側の人間なんだよな。
でも実はオイラ、君達より10個くらい歳上!
今さら?だからこそ?
どちらにしても、長くはない。。。