2023年最終日となりました、あまり後ろを振り返らない性分ではありますが、今日くらいは振り返ってみようかなと思います。
毎年毎年ですが、日々はあっという間で気づけば12月31日というのが本音。
それはきっと一日一日を駆け抜けた証なのだなと自負しております。
ある後輩が僕に言いました
「いつか幸樹さんを抜くから見てて」と
僕は言いました
「いい線言ってるけど俺ほどバンドマンとしての時間、向き合って葛藤して行動して、挫折してた時間を過ごしているバンドマンはそういないと思うから俺の背中ずっと見てて」
俺論なんだけど、後輩の方が俺より勝ってるものもあるんだよな、技術的にも天と地の差くらいあるものも沢山ある。
でもステージに上がったら負けるものが一つもないと思ってる笑
だからめんどくさい性分が発動するんだが、何をもって俺を抜くと言っているのか理解できなかった
数なのか、他人の評価なのか、今度聞いてみよう、後輩が啖呵切ってくれるのはとても好きだ!
まぁ脱線しましたが
今年はまず取扱注意から始まって
えっそれが今年なんやって話ね
今回は三月からワンマンツアーが始まりました、神田明神ホールで始まり神田明神ホールで終わるという、二日間同じ場所でコンセプト、衣装、曲が違うツアーです、思い出した?
あれ今年なんよ
6月まで、印象としては声出しが解禁された確か北海道
このツアーから声出し解禁になったよな?
今ではそれがだいぶ浸透して忘れ去られてきたかもしれないけど、あの瞬間はなんとも言えない感情だった
嬉しいでもなく、感動的でもなく、戻ってきたでもなく
ただただ、想像を超えるライブをする事を考えていたのかも
その後はメンバープロデュースライブをしたり、浪漫ツアーをしたりしていたりして夏が過ぎ。
ここからが記憶が飛ぶほど怒涛でした
花見桜こうきとしての新曲もリリースということで各地キャンペーンだったりオンラインイベントだったりでこの人生のなかで一番充実した日々を過ごしました。
今でもあの期間の自分とついてきてくれた方々を誇りに思うし、素直に頑張ったって胸を張れる日々でした。
オリコン演歌チャート1位を目指して走ったからこそ2位だったのは悔しくて、結果自分自身を自己否定する形になりそうだったし泣くを通り越して自分の結果を受け入れられない日々が続きそうでした。
だから、感謝の気持ちをこめて配信した時に最後涙が溢れたことで、自分の本当の感情も湧き出てきたんだよな
綺麗事言うと
数じゃない、勝負でもない、そもそも音楽で争うもんじゃない
俺の中ではそれは違う
だって生きてきてこの方ずっと何かと比べられてきて、誰かに判断されてきて、ずっとずっと生きてきたじゃないか、俺の人生そんな人生だったじゃないか
なのに都合のいい時だけ綺麗事並べる事が一番の裏切り行為じゃないか、本当の逃げじゃないか
だから旗をあげて勝ったら素直に喜んで、負けたら死にたくなる一歩手前までいくことができるほど今回も本気だったからこそ、言いたい
ついてきてくれてありがとう
君の中での大なり小なりは知らん
俺の中では大なり大なりだったよ
そして海外のフェスでビジュアル系をぶちかましてきたり、取扱注意や最美桜前線、久しぶりに今日
ワンマンではなくイベントでトリを飾らせてもらいます
文字にしただけでこんなけど出来事があって
それを細分化するともっといろんな感情や出来事や景色や経験があって
俺の人生の「なりたい自分になる」というスローガンにはなかなか到達できないけど、到達できないからこそ生きがいがある
前にも言ったけど
俺の人生も君の中で楽しんでもらえると何よりです
危なっかしいけど、おそらくの一般論と言うものからはみ出した生き方をしてます合法の中でww
ただその経験や心躍らせた瞬間を全て君に還元したいと思っているから
君の人生と僕の人生を楽しんでもらえると一粒で二度美味しいで
来年も本気で笑って、本気で泣こうぜ!
極端な俺は陽の部分は限りなく眩しくて、陰の部分は果てしなく深い
どこの場所からでも紡げる言葉とメロディがあるかぎり
俺は死なない、体は死んだとしても、俺が残してきたものは死なない
そんな遺作を一つでも多く残してやる
別に死にたいわけではなく、いつか死ぬ事を心から知っているのと、自覚がないのでは日々の過ごし方が違うことに結構前から気づいてしまったから言ってるだけなのでご安心を。
じゃあ2023年最後の我を拝みにきてくれ!!
2023年も君がいてくれたおかげで俺は無敵でいられました
ありがとう!!
〓2023年最後の幸樹〓