Fedora on Let's Note and Dynabook

Fedora on Let's Note and Dynabook

愛機を Panasonic CF-S10 + Fedora 17 から (サブ) CF-SX3 + Fedora 19 … 42 (メイン) CF-SV9 + Fedora 34 … 42 に変更し ついに Dynabook に手を出しました

Microsoft の大失敗 (copilot キー)

 

新しい Dynabook では,Windows で copilot を呼び出すキーが方向キーセットの左に配置され,右 ctrl がなくなりました.Copilot キーの導入は,Microsoft が頭を抱えるほどの大失敗と言われていますが,特に Linux ユーザにとっては,何の価値もない邪魔な存在であるばかりでなく,ctrl+矢印 のショートカットを使っている者にとっては,大迷惑限りなしです.

 

Copilot キー自体がショートカットキーのようになっていて,ALt + Shift + F23 という組み合わせが入力 (この順番で key down 逆順で key up) されるため,単純な置き換えではすみません (多くの PC ではそうなっているようです).その対策としては,何らかの key remapping daemon を常駐させるのが最も簡単でしょう.

 

Keyd を使った置き換え

 

現在,定評のある keyd を使って,copilot キーが ctrl キーとして働くようにしています.

 

まずは, keyd のコンパイルとインストールです.もちろん,make が動く環境が必要です.

 

  > git clone https://github.com/rvaiya/keyd
  > cd keyd
  > make && sudo make install

 

Keyd デーモンを起動します.

 

  > sudo systemctl enable --now keyd

 

置き換えルールを /etc/keyd/default.conf に設定します.なお,meta は alt  と同じ意味で使われ,キーの名前 (sudo keyd monitor で調べられる) としては leftmeta と rightmeta です.

なお,一番下の行で,(つい手が行ってしまう)  Let's Note の右 ctrl 位置にある menu キー  (compose) もついでに control にしています.

------------------------- 

  # Maps copilot to control when held. 
   [ids] 
 
  *
 
  [main]
  leftshift+leftmeta+f23 = layer(control)

  compose = layer(control)

--------------------------

 

Keyd を再起動して完了です.

 

  > sudo keyd reload

 

(Sep 5, 2025) 現状に合わせて追記

(Sep 18, 2025) より正確に小修正

Dynabook 購入 (Let's Note はやはり高い)

 

サブマシン  CF-SX3 はだいぶガタが来ていますので,新世代 CPU を積んだ Let's note を買おうか思案していたのですが, 丈夫で軽量,一応満足のいくスペック (i7-1360P, 32BG, 1TB SSD) を持つ  Dynabook  (GZ/HY) が安売りをしていたので,つい買ってしまいました.

 

初期故障がないことを確かめた後,忙しくてⅠか月以上放置したままでしたが,ようやく Fedora を入れる作業を始めました.Windows 11 は,相変わらず余計なことばかりしますが,なかなか面白い面ももっているようなので,とりあえず Win11 と Fodora42 MATE-Compiz spin のダブルブートにする方針です.

 

Secure Boot で引っかかる

 

Fedora と Ubuntu は最近の UFEI の標準的セキュリティ機能である Secure Boot に対応しているはずで,問題ないかと考えていたのですが,引っかかりました.

 

Fodora42 MATE-Compiz spin を入れたブート用 USB メモリは,「セキュリティ上問題あり」として読んでくれません.

 

ブート時に F2 キーを連打して UEFI 設定に入り,Secure Boot を Disabled として USB メモリを読み込み,Windows の C: ドライブを縮小して作ったパーティション (400 GB) に Fedora 42 を入れることには,何の障害もなくいきました (この辺りはそのうち書くかもしれません).もちろん,リブートするとちゃんと動きます.多少セキュリティが低下しても,Win11 は滅多に使わないから,このままでいいかという感想です.

 

ところが,この状態で Windows を起動すると,暗号化されている記憶域が読めなくなるらしく,PIN コードの再入力まで求められました.PIN コードを入れ直し,UEFI 設定で Secure Boot を Enabled にすると,Fedora が拒否されて,Win11 が立ち上がります. 

 

見つけた Secure Boot 対応手順はうまく行かず

 

ネット上で Fedora を Secure Boot に対処させる方法を書いた記事を2つ見つけました.一つは Fedora 40 までのものでしたが,もう一つは /usr/share/doc/akmods/README.secureboot に書いてある通りに手続きが進み,設定された確認も得られましたので,これで OK かと期待しましたが,やはり拒否されます.

 

Secure Boot 周りのネット記事を見ると,UFEI に余計なエントリーが入るという軽微な不具合が報告されていて,不具合を起こす方には Fedora Workstation や LXDE spin などがあり,起こさない方に MATE-Compiz spin があります.言い換えれば,MATE-Compiz spin は Secure Boot に対応していないということでしょうか.

 

GNOME は使う気全くなしですから,とりあえず,Secure Boot disabled で様子見です.

 

[追加 July10]  Fedora 42 のバージョンアップで Fedora Workstaion が Secure Boot に引っかかるようになったという記事を見ました. 現在のところ,古いバージョンに戻す他ないらしく,どうも同じ原因で動かないのかもしれません.

 

[追加 July10]  Dynabook のタッチパッドに付随するクリック機構では,どうやら右クリックや左右同時クリックができないようです.2本指・3本指タッチで代用できるので問題ありませんが,まだ慣れません.Ctrl と Fn の位置も違うし...   結局,これまであまり使っていなかった無線マウスを引っ張り出しました.

何回かのアップデートを経て CF-SX3 も順調に動いていますので ,メインの CF-SV7 (そろそろ替え時?) も 41 にしました,バージョンアップに付随する作業は慣れていますので,時間を取られるものの,そう大変ではないのですが,やはり Python と Java がトラブってます.

 

Python : マウス操作を追うパッケージである pynput  にバグを含むアップデートがあり,これまで動いていたプログラムが使えなくなりました.ソースをみるとこれまでにない (何に必要か分からない)  部分が付け加わっており,これらが問題を引き起こしているようです.そこで CF-SX3 に残っていた少し前のバージョンをいれて,無事復旧しました.

 

開発者が十分なテストをしないで公開するのは Python の大きな欠点ですが,一方 バグを発見して修正できるのは利点です.実際,今使っているバージョンにあったバグも,不足していた一文字を挿入する対策を行いました (現行バージョンでその部分は修正済みです).

 

Java: やはり Hodoku が動きません.そこで JDK-23 (23.0.2) を Oracle から入れました.これで OK です.