研究者:井出奈緒美
テーマパークにおける人間心理に関する研究
ディズニーリゾート内において
人間の心理によってゲストの反応の比較。
・カリブの海賊では、昼は例外であったが、朝と夜では夜の方が手を振ってくるゲストが多かった。
・夜21時を過ぎると、ゲストの気持ちが高ぶっていることがよくわかった。しかし気持ちが高ぶっているからと言って、必ずしもみんな手を振ってくるわけではない。
・どの時間帯も手を振ってきたのはグループ(4人以上)が多かった。グループの場合は、わくわく感や楽しい気持ちを共有する人数が多いため、気持ちが高まりやすいのではないか。
・また、送り出すキャストの盛り上げがあった場合、手を降る率が上がった。特に夜はキャストの盛り上げ効果が大きかった。
・スペースマウンテンでは、朝、昼は会話率60%であったが、夜は71%に上がった。
・会話の有無の比率を見ると、朝、昼はどちらもグループが1番会話をしていた。夜はカップルの会話が1番多かった。また同率74%で女性も多く会話をしていた。
・朝、昼は家族が多いが、夜は子供連れの家族が帰ったり、アフター6パスポートやスターライトパスポート利用のカップルや女性が多いため、朝、昼とは客層がかわり、カップル、女性が多くなった。
・ジャングルクルーズにおいて、ゲストの反応が良かったのは、スキッパーそれぞれの個性が出やすいシーンであった。だからと言ってそれが全てのゲストに受け入れられるとゆうわけではない。
・台詞と台詞の間が短いと、ゲストが頭で理解する前に次のシーンの台詞に入ってしまうため盛り上がらない。適度な間が必要である。
・オーバーなジェスチャーはどの層にもうけがいい。
・様々なゲストがいるため、いつでも同じパフォーマンスをするのではなく、そのときのゲストを見て声のトーンや、口調など調節し、臨機応変に対応することが大切である。
「提案」
(1)カリブの海賊「マニュアル化」
「ヨーホー!」と盛り上げることをマニュアル化すれば、それによって更に気持ちが高まるゲストが増えるのではないか。
(2)ジャングルクルーズ「キッズ限定プログラム」
子どもはスキッパーの言っていることを理解するのが難しいと感じた。だから、キッズ向け(小学生以下)のツアープログラム(無料)を提案。
(3)ジャングルクルーズ「属性別のパフォーマンス」
①若いゲスト向け
オネェキャラクターの設定に、ギャップ受けを狙う。
②中年女性向け
ジェスチャーをたくさん盛り込む。
③子ども連れの家族向け
ゲスト参加型。簡単な動物クイズを出したり、みんなで声を揃えてアフリカ象に挨拶したりする。言葉を発したり、手をあげたりすることで、参加している楽しさ、喜びが生まれるのではないか。
以上。
yamayama
やっこ