昨日は在韓チンジさんよりご紹介頂いた、下関在住のNGO法人WFWP事務局長さんのお誘いで、赤間神宮にて行われた「古事記勉強会」に参加してきました。
元々神社が大好きで、神社巡りや日本神話について学んでいた私にとっては、この上なく嬉しくて貴重なお誘いでした。
<画像お借りしています>
赤間神宮内の龍宮殿にて、朝10時より開催され、宮崎で日日新聞社カルチャー講師として活動されている後藤先生による古事記講座、別府在住の声楽家、森先生による朗読と歌、というとても充実した素晴らしいイベントでした。
先回のブログ記事でもご紹介した、マークエステル先生の絵本から、7巻目の「天孫降臨」についてのお話と歌、そして朗読ということでしたが、初参加が私を含めて3名いらっしゃるということでWFWPの議長さんが進言してくださり、初回からこれまでの経緯についてもお話頂き、マークエステル氏の紹介映像も見せて頂くという、至れり尽くせりの内容にとても感動致しました。
森先生の素晴らしい朗読と歌、その聖なる響きに、会場がますます清められた思いがし、それに続く古事記講座にも新たな発見と感銘を受けました。
記紀(古事記と日本書紀をまとめて言う)に関する解釈は、実に様々ですが、後藤先生の解釈にも独自性があって、学ばされるところが多くありました。
まず、古事記というものが編纂されたのは、西暦700年頃。その当時の国際情勢によって、それまでは多くの豪族によるクニが散在していたものを対外的に一つの国家として編成する必要があったということ。
日本神話というのは、それまで地方に散在していた神話を再編成した「日本」という国づくりのための書である。ということです。
当時の国際情勢は、中国が新羅と結束して日本の国土を狙っていた。高句麗と百済はそれに抵抗し、日本は百済と国交を持っていたため支援軍を送っていた、ということです。しかし、日本の軍は新羅の前に惨敗し、多くの若者の命を失ってしまいました。敗因の一つとして考えられたのが、日本という国土に散在するクニがまとまっていなかった、ということです。
そこで一致団結して唐と新羅の連合軍に立ち向かうために、まず取り組まれたのが統一国家の建設、国づくり、だったのだそうです。それが記紀の編纂事業です。
マークエステル先生とはもう30年来のお付き合いだそうですが、日本神話の重要性を日本人にもっと広めなければというマーク先生の熱意に刺激されてずっと活動を共にしておられるそうですが、マーク先生が何よりも感動したのが、日本神話に込められている国づくりの基本が「愛」である、ということです。
ちなみに世界5大神話の中の一つが日本神話と言われているそうですが、ギリシャ神話、エジプト神話などの他国(他地域)の神話にはグロテスクで残虐な描写が多くみられることに対して、日本神話は男女の愛を始まりとし、その他の部分もとても思いやりと慈悲に溢れている、とのことで、それは他に類を見ない、とのことです。
なのでこの素晴らしい日本神話を日本人が認識し、熟知することが世界平和につながる、という見解をもって、日本での活動を熱心にされているとのことです。
とても興味深いと思ったのは、今回の天孫降臨の章にも出てくる、天宇受売命の天戸開きの一件について、とある宮司さんが「日本史上初のストリッパー」と言ったことに対して、マーク先生は「偉大な芸術に対するスタンディングオベーション」と絶賛していることについてですが、後藤先生も「文化レベルの違いで受け止め方はこれほどに異なるものだ」と苦笑しておられました。
その後の懇親会でも食事をしながら楽しく過ごさせて頂きましたが、もう一つとても印象に残ったのが、議長さんにお聞きした「大連神社」のお話です。
赤間神宮の奥宮としてひっそりとたたずんでいる「大連神社」ですが、その存在感は以前訪ねた時から強烈に心に残っていました。
こちらの神社は戦時中、中国の都市大連で祭られていて、出兵していた日本の軍人さん達が心の拠り所にしていたご祭神なのだそうです。中国から追われる中で、出兵していた軍人さん(元宮司さんだったようです)が命がけでご神体を背負い、日本に持ち帰ったのだそうです。
人命を尊ぶことはもちろんですが、ご神体に宿る魂を尊び、それを命がけで守ろうとする日本人としての民族性は、日本神話によって培われ、私たちのDNAとしてずっと受け継がれているということは間違いありません。
外国の方々にはなかなか理解できないし、ましてや現代の日本人ですら理解しようとしない日本の国づくりによって培われた日本人の本質に、もっと目を向けるべきではないかと感じさせられました。
マーク先生が
「このような愛に満ちた神話によって作られた国、その民族が、他国を侵略する、などということは決してあり得ない」
とおっしゃった言葉に
従軍慰安婦問題や、侵略国家としての日本像に心を痛めてきたたくさんの日本人の思いが救われ、癒されるように感じました。
どんなに外国から叩かれても、洗脳されても、日本には日本神話があり、そこからいつも日本を復興して行けるのだということを、多くの方々と分かち合えたらと願っています。
マーク先生が赤間神宮に奉納された時の記事がありましたので掲載します。ぜひお読みください^^
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/1004/11p.html




