滋賀県守山市のアパートで薬物中毒で死亡した女子高校生を誘拐した疑いで逮捕された男について、警察は薬物の影響で抵抗できなくなった別の女性にわいせつな行為をしたとして再逮捕しました。

 準強制わいせつの疑いで再逮捕されたのは、滋賀県守山市の無職・入江公史郎容疑者(39)です。警察によりますと、入江容疑者は去年12月中旬に自宅アパートにて薬物の影響で抵抗できなくなった東海地方に住む20代の女性の下半身を触った疑いがもたれています。

 入江容疑者は女性とSNSを通じて薬を過剰に摂取する「オーバードーズ仲間」として知り合い、女性が入江容疑者の自宅を訪れていたということです。

 警察の取り調べに対して、入江容疑者は「触ったことは間違いないが、女性の同意は得ていた」として容疑を否認しているということです。

 入江容疑者は、去年12月に薬物中毒で死亡した京都市の女子高校生を電話で誘い出し自宅アパートに連れ込んだ未成年者誘拐の疑いで逮捕されていました。