伏見稲荷大社では7月に本宮祭という神事があります。
先日伏見稲荷にお参りした時、本宮祭献灯奉納の看板を見た私は、今年は献灯してお参りに行こうね、と夫と話しながらお山巡りをしました。
久しぶりのお山巡りだったのですが、一の峰でお参りをして下るときの体調、体力はいつも通り。
きつい下りもあらかた終わり、緩やかな下りになったところで次はいつお参りしようか、と思った私は
「いつも2か月に1回くらいのお参りだから、次にここに来るのは8月中頃だよね?」と夫に話しかけたその終わりの「~ね?」を言うか言わないかの所で派手に転んでしまったのです。
服の上から血がにじむほどの転び方でした。
夫曰く特に転ぶような場所じゃなく、返事をしようと振り返った時には既に地面にダイブしてたとのこと。
転んだ時は気が動転していたのですが、麓に降りて本宮祭の案内を改めて見た時に転んだ理由がわかりました。
本宮祭は7月の後半、私はそれを確認して今年は行こうね、と言ったにも関わらず、同じお稲荷さんの境内で次は8月に行こうか、などと矛盾した事を言ったので、お稲荷さんからイエローカードをもらったのだと。
伏見稲荷大社のホームページによると
「稲荷大神のご分霊を祀る全国の崇敬者が総本宮に参拝し、日々の御神思に感謝する大祭で、宵宮には稲荷山をはじめ境内の全域に散在する石灯籠、数千に及ぶ献灯提灯を点ずる万灯神事が行われます。」
とあります。
私は日々お世話になっているにも関わらず、感謝もそこそこに「2か月後でまいっか」と言っていたのです。
きっと厳しめの眷属様にイエローカードをもらったのだと思いました。
あの時あのタイミングで転んだ理由はそう考えると納得です。
不思議な事はもう一つあって、1週間経った今も傷薬を塗り、ガーゼを張り替えているほどの擦り傷だったのですが、一番地面と擦れたはずの服の生地はかなり薄手だったのに少しも破れていなかったのです。




