『SP』R-15【ヒョクチェ】 | SuperJuniorウネ小説さくやのブログ

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SuperJuniorのドンヘの妄想を小説風に書き散らかしてます

ウネ多め
傷んだお魚が大好物です( ´艸`)




一瞬、とーさんの顔が浮かんだ----。



ドンヘに手持ちの得物を聞いたとき、一瞬とーさんの家に保管されている猟銃のことを、考えた。

----けど。

銃器類の盗難責任は重大だ。
とーさんに迷惑は、掛けられない。

ドンヘがネコ科の大型獣みたいにするりと黒い梁の上に乗り上がったのを目の端で見届けて、おれは外に打って出ることにした。





足元はクロカンのスキーにした。
開き戸の脇に掛けてあった茅切りと湯守の修理道具の入ったリュックだけを携えて、雪原をスケートの要領で進む。

----おかしいなぁ…

スノーシューが雪を踏む音は2人分----、ドンヘの方に残った人数もそのくらいだと思うから、分隊よりも更に少ない編成のようだ。

それに。

---- …雪中の野戦行動に、慣れていない?

どうやら、相手は軍人さんじゃないみたいだ----。





【サジンはお借りしました】