前回までのあらすじ
大量発生したアンチを何とかするべく騒動の発端となったカステロイドと和解しに前橋へと赴いた主人公(丸山明美)
そして今までの事を全てやらせということにする条件を出すも、条件を飲む代わりにカステロイドから土下座を要求されてしまう。



はい?こいつ自分が何を言っているのかわかっているのか??半○直樹の見過ぎなんじゃないのか???ふざけてやがる…絶対に許さない…この高学歴高IQがお前のような底辺に下げていい頭など一つもない…
「できないですよね、ならやらせの話はなしで一応和解したという動画だけ撮ってこの件は終わりという事に」
カステロイドめ…私が出来ないことを知っててこんなことを言ってやがるのか…もういい…ここは作戦成功が第一…臥薪嘗胆…いざっ

私は感情を押し殺し跪いた、周りからの視線に必死で気づかないふりをして頭を地面に付けた。全身の血管が破裂しそうになり、身体中の筋肉が石のように硬直していくのがわかった。
「わっわかりましたよ、やらせって事にします。頭を上げてください、まさか本当にやるとは思わなくて…」
見たかカステロイド、私の勝ちだ…取引条件を持ち出した時点でこいつの負けだったのだ…これで作戦成功は確実…全て思い通りだ…
頭痛と鼓動と全身の硬直になんとか耐えながら、カステロイドと動画を撮った。内容は全て私のシナリオ通りに。そしてこの戦果とこいつも絶対に許さないという決意を持ち帰り、前橋を後にした。

 2日後、その動画は公開された。

「えっやらせだったの⁉︎」
「マジかよ俺めっちゃ叩いてたよ…」
「本気でトラブってた訳じゃないのか、よかった〜」
「叩いてた人反省せいよ〜」

いい反応だ‼︎フフフフフフ…この高学歴高IQの思い通りだ…どいつもこいつも手のひらを返してやがる…私は今このアンチ共を掌握したのだ…全てはこの超高学歴高IQの掌の上…さあ踊れ低学歴、この勢いに乗って今までの鬱憤を全て晴らしてやる、反転攻勢、震えて眠れク○アンチ共‼︎
完全に流れが自分に向いたTwitterのTLを眺めながら次の一手を考えた。この流れでアンチリストを公開したらきっと情報提供が来るはずだ…
 超高学歴高IQの頭脳をフル回転させ思いついた作戦を実行に移すべく、アンチリストを再度Twitterに公開しようとしたその時だった、とある一件のツイートによりあっという間に追い風は逆風と化してしまった。

「これって30歳無職がカステロイドに頼んでやらせってことにしてもらっただけだろww」

(この物語はフィクションです、実在する人物、団体等とは一切関係ございません)