前回の記事の続き、算数ができないことに焦りを感じていた小学5年生の11月。

国・社で偏差値を上げても算数が穴をあけるので、全体の偏差値も伸びず。そしてその穴を埋めるには積み重ねが必要とのこと。さらに元々算数ができない娘にとっても中々苦しい日々が続く。

（理科については触れていないが、理科は直前期に追い上げることにした。）

具体的には、

間違えた問題を解く→できるようになる→同じような問題を解く→できない。

基本これの繰り返し。

つまり同じ問題であれば解き方を暗記して解けるのだが、少し角度を変えた問題だと間違える。週テスト、組分けテスト、実際の入試にしろ同じ問題は出てこない。これで本当に大丈夫なのだろうか？と不安になる。

なぜできないのか？本人に聞いても「わからない」との事。（わかっていたらこのような状況にはならない）

完全に迷走した我が家は、ここから算数の様々な教材を買い漁るようになる。しかし、それを買っても解くような時間もないので結局やらないで終わる。教材を買うと娘の偏差値があがる気になっていたが、

今思うと塾の教材だけひたすらやっておけばよかったと後悔。

とにかく結果を求めすぎてはいけないとわかっているものの、結果を求めてしまうもの。

ただあせっても仕方ないので日々の時間をいかに貴重に使うかにじっくりやった方が良いということを今になって思う。

つづく。

■算数苦手な子向けの教材を紹介

第20話：迷走しだす