どこから来たかよりも、
どこへ向かうかが
大切なのです。
~エラ・フィッツジェラルド
(ジャズシンガー/アメリカ)~
こんにちは。
「50代から自分らしい生き方をしたい女性」専門メンタルコーチのJINです。
私は最近Twitterをよく見ます。
Twitterを見ていると面白くて面白くて
本当に時間があっという間に過ぎてしまいます。
Twitterでよくみるのは、
ツイートした人の考え方とか物事の捉え方。
その人が今まで人生を歩んできた中での気付きなど。
おそらくは私よりも10歳も20歳も年下で
私の子供たちと同年代くらいの人たちの
物事の捉え方や見方や言葉に
学ばせてもらったり気付かされたりしています。
あとはもちろんワンコやニャンコたちの写真や動画。
ほかには占星術や数秘術、引き寄せの法則、心理学についてなど。
Twitterで時々見かけるこの言葉
その中で最近度々目に入ってくるのが
いわゆる『毒親』の親に育てられた人達のツイートです。
私が育った当時には『毒親』という言葉は無かったし
自分の親のことを『毒親』なんて呼ぶことじたい
考えられませんでした。
(何しろ親はどんな親でも尊ぶ人、敬う人というのが世間の一般常識でしたから)
今でこそ親が自分の子供に対して「お仕置き」「躾」という名目で
怒鳴ったり罵倒したり、身体を叩いたり殴ったりする行為は
虐待とされ、ケースによっては刑罰に処される場合もありますが
私の幼少期にはそんなこともほとんど無く、
実際、私も子供のころ「お仕置き」という名のもと
体にお線香の火を押し付けられたり、
真っ暗な押し入れに押し込められ「ごめんなさい、ごめんなさい」と
泣き叫んでも出してもらえなかった記憶もあります。
そんな自分の親の子育てを何故か他の家もやっていると思っていた・・・
というよりも疑問にさえ感じないくらい私にとっては当たり前なことだったのが
小学生くらいになり、お友達の家に遊びに行くようになってから
“何だかおかしい”と感じ始めました。
最初の1,2軒のお友達の家は
リカちゃん人形があって、スイミングにも行ってていいな~
くらいだったのに、他のお友達の家にもリカちゃん人形あるし
スイミングじゃなくてもピアノや習い事してるし
お母さんはもちろん、お父さんも怒ったり怒鳴ったりしていないし。
お年玉は全部と言わないまでも、お友達はもらっていて
そんな話を聞くたびに“私の家がおかしい・・・?”
と段々、思い始めてきました。
仲良く遊んでくれるお友達もいてくれた反面、
いじめられたり、仲間外れにされたこともあり
自分ではいじめられたり仲間外れにされる原因が全くわからず
そんな時は子供ながらに
“お父さんが怒鳴る人だから、お金が無い家の子だからいじめられるんだ。”
と思っていました。
常に父親の顔色を伺いながら過ごした日々
家の財布は父が握っていたのですが
学校で必要なものを買うにしても
いかに父を怒らせないようにしてお金をもらうか?
そんなことをいつも考えていたように思います。
中学生の時、バレーボール部に入っていて
同級生でユニフォームを揃えるということになった時のこと。
ユニフォーム代は各自で払うのですが、その値段が約一万円。
正直、何と父に言おうか本当に困りました。
勉強には関係ないもの、ましてや一万円もするものを買うことに
父が激怒するのは目に見えています。
それでも部活には必要だったし、みんながユニフォームを着ているのに
自分だけ着ていないのはなんとも恥ずかしいし、いたたまれない。
時間をかけて、泣きながら父に懇願してユニフォームを買うお金をもらいました。
当時のことを書いている今、この時でさえ
身体が緊張してくるのがわかります。
それでも『どくおや』という言葉を使いたくない理由
躾という体罰、必要なお金をくれない、
存在を否定するような言葉を浴びせる。
今だったら間違いなく『毒親』と呼ばれてもおかしくない父。
でも、私は何故か『毒親』という言葉は好きではありませんし
なるべく使いたくない言葉の一つです。
それにはいくつかの理由がありますが、
言葉の力の大きさ
引き寄せの法則との出会い
心理学との出会い
この三つが大きく関わっていることは間違いありません。
まず『どくおや』という言葉の響きに何とも言えない嫌悪感を感じること。
そして「引き寄せの法則」ではまず、自分を好きになり大切にすることを学んだため
その大切な自分にはできるだけネガティブな言葉は聞かせたくない。
そして、「心理学」では一人の人の人格は五歳でほぼ出来上がり
十五歳で完成し、その間の環境や見聞きしたことが
大きく影響するということを知ったからです。
そんなこと50年以上生きてきて誰も教えてはくれませんでした。
私の性格は生まれながらじゃないことが分かりました。
いや、そもそも「性格」なんてものは無いんじゃない・・・?
と思い始めると同時に思ったのは、自分の両親もそうかもしれない。
人格がどうできるのかとか、言葉の持つ力とか
そんなこと誰も教えてくれなくてずっと生きて来た人達。
そう思うと一般的に言われるように“親を大切にしましょう。”
とは思えないけど、なんだか可哀そうという感情に似た気持ちが湧いてきたのです。
そんな今の私が言えることは親は親の人生しか生きられず
私は私の人生しか生きられないということ。
そして私を幸せにできるのは私だけということ。
どこで過去と区切りをつけるかは全て自分次第です。
目指すは、気持ちが楽になる生き方
JINでした。
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お待ちしています。
※生きていればどんなにポジティブでもイヤなことは起こります。だから気分転換が大切なのです。
※嫌いな人、憎い人がいる自分を責めないで。それよりも重要なのは「スルー力」。
※あなたの普段使っている言葉、感じていること、考えていることがあなたの未来を創ります。
※願ったことが本当に自分が願っていることなのかを知ることも大切なこと。
※2019年4月に書いた記事。今年はこの傾向がますます強くなる予感がしています。