@六本木
今日はケッコンして初めて、大学の仲間と六本木の隠れ家串焼き屋さんへ。
妙に海抜の高い4人だからどこに行っても微妙に目立って(男子2人187cm、
女子2人171cm)特にYちゃんはものすごい美人で、CMやレースコンパニオンなど
数々の仕事をこなして来たのだから、余計に目立つため、
お店で飲んでるおじさんたちに声かけられ、ちょっと仲良くなって、
名刺交換。
やっと落ち着いて飲み始める。ぼんぢり、砂肝、とり皮も続々。
いつも飲んでる4人だから話が途切れるわけもなく、本当に楽しい。
みんな第一志望だった企業に入ってバリバリ働いて、男子はなんとも精悍な顔立ち
になってくる。
やっぱり、仕事と経験は、男を変えるのね。
「で、Sちゃんは結局ケッコンするの?」
来た。
そう、まだKくんにしか言ってない。
Kくんをチラッと見る。小さくウィンクされた。
(もうみんなに言ったら?)
そういえば、1年位前、Kくんとは少し色めいた空気が流れていた。
でもタイミングややっぱり友達でいいかなって言う、空気が勝ってしまったの
かもしれない。
Kくんには今は彼女がいるけれど、
「彼女はSちゃんみたいな感じだよ」
とちょっと、ドキッとした。
Kくんは、数少ないときめいた男だったもん。
そして一年前から。
「俺は、俺と同じように海外で育った経験のある子がいいんだ」
「Sちゃん社長夫人になるんしょう?俺は社長になるかな」
「ぶっちゃけ、彼氏いるの?いないの?」
「ここで、俺と一緒に寝るの?」
思い出すとちょっと赤面してしまう、なんとも微妙な、たぶんKくんの何気ない言葉。
と、そういう淡い思い出は閉まっといて、
10日前、最後に
「Sちゃんが幸せになるのなら、彼がいいと思う」
とマリッジブルーの私の背中を押してくれたのも、Kくんなのだ。
みんなが結婚は難しいよなと言い出して・・・
「実は、ケッコンしたの」
とカミングアウトした。
口からぼんぢりがこぼれ落ちそうな勢いで、あとの二人が
びっくりする。
Yちゃん「Sちゃん、一番最後にケッコンするだろうなって思ってたのに・・・」
Wくん「マジかよ」
って。
そうだね、私は遊び人だったから。落ち着かないから。
「これからは落ち着こうと思って・・・・・・」
おどけてみたけど、効かない。
「本当に???」
まぁ、信用されてないのだろう。
こんな会話を延々と続ける、気の置けない仲間。
本当に楽しいし、感謝してる。
本当は今でも自分がケッコンした現実を、どこか怖がっている。
Yちゃんの言うとおり、私は一番最後の結婚するはずだったかもしれない。
だって、結婚願望元からあまりなかったし、いつでも恋愛していたかったし
永遠に自由な女でいたかった。
でも、今がタイミング、今しなきゃもう永遠にちょっとしたいって思えないかもしれないって
思って・・・
これが本当の私が結婚した理由。
正しかったのかは、分からない。本当は私が求めていたのはもっともっと自由な
生活なのだろう。
その反面、心細さから安定を求める。
いつも2面性のある自分。
だけど・・・客観的に考えたらまずは誰かの 契約上の永遠の女になることが
幸せへの近道なのだろうと、心細い私が勝っていたのだ。
Kと話していて、なぜか切なくなった。
そして、帰り道。
家の近くを歩いていたら、先ほど向かい側から来た人に声かけられる。普通の男の人。
「角ですれ違っただけなんですが、エレガンドな方だなと思いまして・・・。モデルさんですか?」
恐縮そうに聞かれ、
「いいえ、ただのOLです」
「素敵だなと思いました。本当にすみません、それだけが言いたかっただけです」と会釈されて、
その人はいなくなった。
・・・面白い人だね。だけど、結婚して妙な気分になってる私にとってはちょっと嬉しい
できごとだった。
外に出ると
春の風が顔に当たって、4年前の春の湿った夜を思い出して
Yくんが頭によぎった。彼の言葉の数々、表情、目・・・鮮明に。
一生に一度の恋だったと思う、そんな春だった。そして夏に終わったけれど。
きっと彼にとってもそれは一生に一度の恋だったのだろう。
あの時もう一つの道を選んだら、Yくんと結婚していたのかもしれないな。
ちょっと胸がチクっと痛んだ。
Gから電話が来る。新居を見上げて思った、私は踏み入れたのだ、
彼と私の城へ、そしてある意味私にとっての鳥かごへ。
結婚・・・・・・たぶんまだ彼が越して着てないから、したばかりだから不安なのだろう。
私から見たら 申し分ないG・・・いい奥さんにならなくちゃ。
遊び人は、卒業しなきゃ。
にしても、「大好きな人と毎日一緒にいたい」
「愛」
が私にとって結婚の理由ではないのは・・・
不純かな?
Gさまの妻に・・・桜並木へ
ついに人の妻になりました。
男らしく、優しく、包み込んでくれるGに負けて入籍しました
心情といえば・・・ちょっと複雑かな。
これで私は女だけではなく、妻・・・
そして、4月からは、広いベランダから桜並木の見える新居へ引っ越します。
今まで、悩みに悩んで、デートを繰り返し、恋愛を繰り返し
ひとを傷つけた末にたどりついた港。
そう、彼はきっと私の港。
挙式は、彼の希望でプラハで挙げると思う
私の親友Rちゃん曰く、Gはどこか王者か独裁者的な風格が漂うため、格式のある
王宮にしたほうがいいと。
たしかに、今まで心を動かした人を傷つけて 迷いに迷った
あげくたどりついた彼のこの風格に私は惹かれたのだ
Rちゃんは彼にはとても逆らえませんと言うけれど、私は逆らいっぱなしだけれど・・・
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そして、今日
2年前に出会ったMくんに報告したら、おめでとうの電話をもらった。
Mくんは・・・2年前に少しデートして、それとなく告白された3歳下の男の子。
ベルギー人の血がまじっていて、どことなく悪魔的な雰囲気がある
それと同時に、中学生の時からマダム方に囲われていた・・・ともカミングアウトされたけれど・・・。
もちろん、今もいい友達として付き合ってる
彼は心から喜んでくれた。
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そして・・・4年前に 別れた Yの影が心によぎる。
Yは私の中でずっと残っている、特別な人。傷つけ、傷つけられ・・・でも今でも素敵な思い出と
やるせない気持ちにさせる男。
昔はやんちゃで、自信満々で、起業に励んでいた彼
今は大手有名企業に勤めていても、もう覇気もなく墜ちていった彼。
話す言葉も、目の光も 違っていた彼
何があったのか分からない。
でも、傍にいる女の子を見た時・・・話した時・・・ちょっと納得した。
こんなこと言うのは、醜いかもしれないけれども
ちょっぴり情けないところのある彼には 幸せになってほしかったです
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四年昔、Yに話したことがある 「私はきっと、GかYと結婚する」のだろうと
Yは その相手は 「俺だって信じてる」と言っていたけれど、私も心は動いたけれど
私にはできなかった
GとYを天秤にかけていた、いけなかったけれど、ひとつ大きな衝撃だったことは
Gも、Yもそして今まで付き合ってきた男の人全員の涙を私は見たことがあるけれど・・・(Rちゃんには悪魔と言われた)
Gの涙とYの涙は違っていた
7年前、初めて二人で過ごしたバレンタインで(その時はまだ18と19だったけど)私がGを抱きしめると、
Gはなぜか静かに泣いていた。私が初めて見たGの涙であり、7年過ぎたあとももう見たことはない。
どんなことがあっても。
強く優しく耐え抜いて、上を目指して行ったG
ご両親の不和で寂しかったG、だけどそれだけ立派な優しい男に育ったと思う。
クールで俺様なYは俺の傍からいなくならないでくれと 泣きながらお酒の勢いで抱きついてきた それなりに感動した
だけど・・・打算が、ちょっと見えたかもしれない。
大人の男性には 見えなかったかもしれない だからって私には、大人の男性を知っているだろうか?
分からない、だけれど10分の1の打算でも、私にはちょっぴり辛かった。
そして私がいなくなった一年後に再会した、墜ちたYの姿。
四年過ぎた今も、墜ちたY・・・。
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と、回想モードに入ったけれど
今まで 見捨てず私を見守ってくれたGさまにありがとう
そして 私の心の中のYくん、美しい思い出のまま、幸せを祈っています
私ならではの長所を
頑張って受けた試験が、また落ちてしまった。
会社で、受かれ受かれと言われてる試験。
また落ちた。
無念。ココ最近、何度悔しくて泣いたか。どうして私は、こんなにできないやつで。
私を担当してる先輩に相談した。しかも泣きながら。情けない・・・・・・
だけど、先輩に言われた。
「俺はSちゃんができないって思ってない。うちの会社の研修プログラムに
合ってないだけだ。」
「長所を伸ばしつつ、ゆっくり頑張っていこうよ」と言ってくれた。
他の人にはない自由な発想力とコミュニケーション能力、営業のセンスそして語学力が
あると言われた。
マネージャや同期がそう言ってくれた。
感動して、また泣いてしまった。
先輩のために、マネージャのために頑張ろうと思った。
同期のみんなと一緒にいたいために頑張ろうと思った。
今回は落ちたかもしれないけど、絶対再挑戦して、受かってやろうと決心した。
本当にみんなに感謝。
首になることはないみたい。
だけど、それに甘えてたらダメだよね。
頑張ろう!絶対、一人前になる。
2つの人生
ここは、恋愛がテーマだったはず
と思い出して、最近心を行き交うことがあまりに多く、さらに書こうと思った。
結婚か、一人暮らしか![]()
の選択を迫られてます。
実は、ずっと一人暮らしをしたかったけれど、お金を貯めたいために
しばらく両親と同居していた。
そして、長年付き合っていた彼、通称くま様「結婚」
と言うので、やっぱりするのかなぁとぼんやり思っていたら、
去年の5月、軽井沢のスペイン風ホテルで「結婚しようよ」と言われ、承諾・・・。
慣れない業界の仕事、あまりに優秀過ぎる同期からのプレッシャーで疲れていたので、
承諾してしまった。
そして彼は家を購入。
私が欲しいと言っていたマンションを・・・。
なのに、一年経とうとしてる今、結婚したくなくなった。プレッシャーから立ち直って、
冷静に見てみると。まだやることがあるんじゃないか、このまま結婚したら私の人生は
このままなのかなと。
いやな女だよね。
そして、5月から引っ越す会社の近く、麻布十番で素敵なマンションを見つけて、一人暮らしを始めようかなと思ったり・・・
だけど、マンションを買った彼に悪いよね。
結婚しないのなら彼はマンションの契約を破棄するだろうから、手付金の300万円を捨てることに・・・
それでもいいよと言ってくれたけど(涙)でも・・・・・・
あぁ、なんとも現実的な話。
どうしたらいいのか、まだ分からない。
どうしたらいいんだろう。
きっと今の選択が2つの人生を与えてくれる。
今のまま守られて幸せな人生、だけど新しい切り口のない人生。![]()
更に独立して、違う世界を見ようと思う人生。![]()
彼のことは好きだし尊敬してる、そしてとても大切にしてくれる。
だけどこの人しかいないと思えるわけでもない・・・。
どうしたらいいの?![]()
ピンチこそチャンス!
会社で残業と見せかけつつ、実はブログをいじってる私。
とっても綺麗なブログが作れるから、ここで初デビュー。
今日はなんの変哲もない毎日で、と言っても最近実は人生で大ピンチ。
「会社から人事通達書」
です。
と言うのは、私は超不真面目大学生から念願の某有名外資系に就職して約一年、
だけどその会社の扱う商品・・・大の苦手分野なのです。
でも、私の職種ならその知識はそれほどいらないよね・・・とあぐらをかいていたら。
「1ヶ月で試験5つに合格しないと、現在の職種にはいられません」(クビはないけれど)
とのことでした。![]()
そのため、半月前から猛勉強をはじめ、無事2つの試験をクリア。
なので、今は自分へのご褒美としてブログ作っちゃいました。
そして、なんと一番嬉しいことはー勉強するにつれ、苦手だったことを好きに!
なので、「ピンチこそチャンス」が叶ったなと思います。![]()
引き続き、頑張って5つの試験をクリアした時、私の会社はそろそろ東京で出来る新しいオフィスビルに
移ります。そこで働いていけるためにも・・・頑張らなくちゃ!![]()