皆さま、こんにちは。

サイプレスのミヤグチです。

 

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2005年4月25日9時18分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口駅と尼崎駅の間で、列車脱線事故が発生しました。

 

私は当時まだ明石市の実家に住んでおり、勤めていた神戸市東灘区の教室に出勤する準備をしているところでした。

その事故を報道しているニュースは気になりながらも家を出て、職場に向かいました。

 

その夜の中3の授業時に事故のお話をすると、みんな真剣な表情。

2005年に中学3年生ということは1990年か1991年生まれですから、阪神淡路大震災がうっすら記憶にあるかどうか、という世代です。ですから、彼ら・彼女らにとっては初めて見聞きする県内の大きな事故・事件だったのかもしれません。しかも生徒さんの中には、ご家族が通勤のために大阪方面へのJRを利用されているという方もおられましたから、より身近に感じられたのでしょう。

 

毎日のように飛び込んでくる痛ましい事故や事件のニュースすべてに対し、心を痛めたり被害に遭われた方を慮ったりすることは難しい。心が疲れてしまいます。

 

しかし、平穏な日々を送れていることに感謝することはできるはずです。

 

「いってらっしゃい」

「おかえりなさい」

「ありがとう」

「どういたしまして」

「いただきます」

「ごちそうさまでした」

 

ひらがなで伝えられる感謝の言葉を、大切にしたいものですね。