ご無沙汰している間に、さくらもすっかり大人の落ち着きを身につけ、悠々とした立派なシェパードになりました。
体重は32キロ前後で落ち着き、話してる人の顔をじーっと見つめて耳を傾ける姿も相変わらず。
そして困った相変わらずは、犬が苦手なこと。
多分、老年になって人(犬)生を懐かしむくらいの余裕が出てきたら、犬嫌いをクリアできるのだろう・・・と期待をしつつ。
さて。
先月、同居しているさくらの大先輩ネコ。「くう」に「お別れが近い」宣告がされました。
尿毒症。ネコ年齢19歳半。
家の建て替えの時。
大型犬とネコも住める仮宿が見つからなかったため、やむなく庭の一角で、さくらとくう。そして父がモンベルのテント生活を半年間、体験したのが2年ほど前。
(余談ですが・・・モンベルのテントは予想外の快適空間でした。
テントの中も広く暴風暴雨でも雨漏りが一切なく。
たまたま暖冬だったのも幸いし、父親はすっかりテント生活が気に入ってしまいました。半年間でアパートに夜、眠りに戻ってきたのは5回に満たなかったくらいです)
さて、家も無事に建て替えが終わり。
くうも新居にてのんびりとした余生を過ごしていたところでした。
先月は2日に1度は点滴を打ちに病院へ。
最後にはほぼ毎日、通院しました。
親切な先生で、休診日にもかかわらず病院を開けてくれ、点滴を受けさせていただくこともありました。
ただ猛暑の中、片道20分近い車移動の後に長い待ち時間。
人間もネコも病院から帰るとぐったりでした。
通院から2週間ほどだった時には、点滴の後に左前足が3倍の太さに浮腫み、最後には、点滴の針が背中に刺さりにくく、途中で取れてしまうことも。
浮腫みが出てきた辺りから、病院で「おもらし」をするようになりました。
そして嫌がってニャーニャーと鳴き続けるようになりました。
先生から「もう内臓がほとんど機能していない」と言われていた事もあり、2度目の危篤から脱した後は、病院へは無理に行かずに、家で看取る事にしました。
尿毒症は、口内炎ができ、また歯槽膿漏の悪化も招くようで、膿が出て、食べたり飲んだりも大変そうでした。
くうがご飯を食べられなくなった頃。
さくらも一緒にご飯を食べなくなってしまい、さくらに食べさせる方が一苦労でした。
さくらは、くうに対して愛情が深く、昔からぺろぺろと親愛の表現をしてはうるさがられ、よく猫パンチをされていました。
心配していた痙攣もなく、くうは昨日、苦しむ事なく穏やかな顔で旅立ちましたが、亡くなった後もさくらは「起きて」と、くうの顔や足をぺろぺろ。
今日も「いなくなっちゃった」と、さくらのしょんぼりが続いています。
人間よりもはるかに犬のダメージが大きかったのは予想外の事です。
さくらの気を紛らわせるために、ボール遊びを頻繁にしたり、くうの猫カリカリをちょっぴり、さくらのご飯に入れ込んで食欲を誘ってみたり。
今朝は近所の子供達が、さくらのところへ遊びに来てくれましたが、「私、今。そんな気分じゃないの」的な対応で、ソファに寝た状態で尻尾パタパタ&ぺろぺろ。
飼う前は「強面でなんか怖い」というイメージが先行していたシェパードですが、身内にはとことん深い愛情を示してくれる優しい犬なんだなと思いました。
