「緊急事態宣言」下に団体登山
大石寺は都道府県間の移動の自粛を無視
東京・大阪・神戸・横浜などから参加
世界の新型コロナウイルスによる死者数は七日現在、325万8595人に増え、感染者数は世界で少なくとも1億5598万人を超えたということだ。
日本各地でも再び感染拡大が続いているため政府は七日、東京都、大阪府、京都府、兵庫県に発令している緊急事態宣言を5月31日まで延長し、新規感
染者が増加している愛知県と福岡県を対象地域に追加することを決めた。
また、緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の対象地域に北海道、岐阜・三重県を追加。現在、対象になっている埼玉・千葉
・神奈川・愛媛・沖縄の5県は期限を31日まで延長する。
特に、変異ウイルスの全国的、かつ急速なまん延により国民生活・国民経済に甚大な影響を及ぼす拡散が脅威となり、都道府県間の移動の自粛が強く求め
られている。こうした状況の中、日蓮正宗大石寺は団体登山を続けている。
宗門関係者の話によると、5月1日(土)には約350人が東京をはじめ横浜、大阪、神戸などから登山したということだ。
また2日(日)も400人近くが登山。この日も東京都、京都府、愛知県などから大型バスや普通乗用車で登山したとのことである。
本山では濃厚接触の機会もあるだろうし、声を出しての勤行・唱題で飛沫の懸念もあり、「緊急事態宣言」下の登山を疑問視する宗門関係者や法華講員が
いる。
事実、昨年8月、大石寺内で新型コロナウイルスの感染が確認され、韓国の日蓮正宗でも集団感染が確認された。朝鮮日報の8月8日付で「集団感染の『
日蓮正宗』、日帝賞賛を理由に法人登録拒否されていた」と報道された。その中で「防疫当局によると、ソウル市永登浦区登浦洞にある日蓮正宗ソウル布教
所で今月5日、僧侶1人の新型コロナウイルスへの感染が確認」と明記されていた。
コロナに感染した僧とは、初代ソウル布教所責任者の曺(ちょ)雄理で、10月6日に死亡。享年58歳。
当時の「大白法」で曺雄理の死亡記事を掲載していたが、「かねてから病気療養中のところ、10月6日午後10時7分、逝去」と書き、コロナに感染し
たことは伏せていた。
加えて、中央日報では「5日に僧侶1人が最初に感染が確認されてから8日までに15人、9日に4人が追加で感染が確認され、合わせて20人が陽性判
定を受けた」と報道された。
この前例を反省もせず、登山を続行しているのだ。
「大白法」(平成2年9月16日付の「光明」欄では、こんな記事を載せていた。「私たちが最も恐れなければならないものはウイルスではなく『謗法』
である」「御本尊のもとへ世間謗法の人たちをお連れすることが今、なすべきこと」「感染対策によって、様々に制約や自粛が求められようが、『できない』
『やってはいけない』と決めつけてはいまいか」と書いている。
緊急事態宣言で自粛を求められても「できる、やれ」と訴えているようなものだ。
紙面の無駄なので長文の引用はしないが「光明」欄の駄文を書いた世間知らずの山寺の坊主は「死身弘法」「不自惜身命」の意味を履き違えている。
2021年 5月13日