いつも当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。


前回に引き続きアルミアングルの修繕ですが、退出があった部屋を綺麗にしていると、、、



こんな壁の角がありまして、近づくと、、、 


あちゃ~ですね(笑)

この擦れの為にクロスを張り替えるとなると、金銭的にも作業的にもかえって効率が悪いので、そんな時にはアルミアングルの出番なのです。


ハイッ!終了!!

(笑)

コストは安いし作業は早い。それでいて今後傷がつきずらくなる。

賃貸修繕の「極み」ですね。

このアングルというかコーナー材ですが、樹脂やプラスチック、ステンレスなどもあるのですが、樹脂やプラは欠けたり変色したりしますし、ステンレスはコストが高いし切断が大変なので、やはり「アルミアングル」に軍配が上がるかと思います。

ちょっとした工夫ですが、お部屋が甦るので是非同じような場面がありましたらチャレンジしてみて下さい。


以上、世の中の大家さんの賃貸経営の参考にして頂けたら幸いです。


※このブログはあくまで私個人の経験を元に賃貸物件の修繕方法を紹介しています。同じ施工にチャレンジする際はすべて自己責任にてお願い致します。

いつも当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。


本日はアルミアングル(アルミのコーナー材)を使った修繕方法をご紹介します。



こんな流し台なのですが、よく見ると、、、


微妙に腐食を起こしています。

本来であれば、以前ご紹介したように化粧シートを貼りたい所なのですが、大家さんは費用を抑えたいとの事なので、そんな時には、、、


こんなアルミのアングルがありますので用意し、、、


鉄ノコ&ダイヤモンドシャープナーも用意して、、、


適当に扉の長さに合わせてカット&面取りをし、、、


接着剤として持ち合わせのコーキングを適量塗布して、、、


扉に圧着すれば完成です!!(腐食により膨れている部分はカッターなどで平らにしてから貼り付けて下さいね)

少しわかりにくいですが、上下に4本のアルミアングルが取り付き、腐食部分が隠れたのがお分かり頂けるでしょうか?

こんな地味で細かい作業ですが、バカにしてはいけません。

これで腐食が進まなくなるので、案外良い状態がキープ出来たりするのです。

ただ、数年前は2mの材料が170円と超安かったのですが、物価高の為600円程度まで値が上がってしまいました(涙)

っとはいえ、600円程度で扉の修繕が出来るので中々オススメの作業であります。


賃貸物件の細かな修繕の豆知識ですが「馴染み」を意識した場合「シルバーの材料を選ぶ」とどんなお部屋にも必ず馴染みます。

今回のコーナー材もシルバーなので馴染みが非常に良いと思いませんか?

他のシルバー部品の必須箇所といえば、、、

クローゼット扉の引き手や取手、流し台扉の引き手や取手、壁の角に今回紹介したアルミアングル、敷居等の欠けを隠す為のアルミアングル、などなど、シルバー色の部品で修繕すると、どんなお部屋にも馴染みますので参考にしてみて下さい。

例えば、、、


こんなクローゼットがありまして、、、


樹脂の取手が経年劣化で破損しちゃいましたので、、、


代替え品のシルバーの取手を取り付けると、、、

純正よりもこちらの方が良いっていう(笑)

そういえば玄関ドアや建具のノブ、窓のクレセントなどシルバー色が多いですよね~!?

代替え品を使用の際、ある程度の統一感や色馴染みを意識してシルバー色を選ぶと、お部屋がグッと引き締まり、内見の際には違和感なく好印象を与えられるかと思います。

ぜひお試し下さい。

以上、世の中の大家さんの賃貸経営の参考にして頂けたら幸いです。


※このブログはあくまで私個人の経験を元に賃貸物件の修繕方法を紹介しています。同じ施工にチャレンジする際はすべて自己責任にてお願い致します。
いつも当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

 

今回はレンジフードの修繕をご紹介しようと思います。修繕と言っても今回は新しい物への交換作業となりますので、コスト面に関してはお許しを(笑)

 

 
こんな感じのキッチンでして、、、築30年物の建物の流し台やレンジフード(換気扇)です。
 
 
入居者さんが住まれている間に壊れたのか、適当にプロペラ換気扇に取り替えてあり、既存のスイッチなどは使えず、グリスフィルターも紛失、油やサビなども酷く「しっちゃかめっちゃか」な状態。
 
クリーニングして換気扇を回復させるのもちょっと難ありかな~。
 
でもこのままの状態では、お部屋の貸し出しはさすがに厳しいかもしれません。
 
さてさて、どうやって修繕しようかと悩んでいると、、、大家さんから連絡が!!
 
何と、悪い箇所は思い切って費用を掛けて現状回復させて良いとの回答(基本的に費用は抑えるのが鉄則なのでビックリ)。
 
実はこの大家さんのアパート、10年程前から我々が現状回復でお世話になり始めた訳ですが、それまで関わっていた業者の工事が非常に悪い事もあり、3LDKが10部屋もあるのに収益がマイナス状態でした(お世話になり始めた頃、あまりの収益の悪さに売るとか解体するなんて話があったように記憶してます)。
 
色々なご縁も重なり、我々がこの物件を引き受けまして、これまでに紹介したように既存品を限りなく限界まで使い回す事早10年。時折漏水等ありましたが、特に大きなトラブルも無く、、、現在大黒字に逆転してしまったとの事(笑)

久しぶりにお部屋が空いた訳ですが、数年は満室御礼(笑)

もちろん家賃は年々下がってはいますが、大きく値を下げず、不動産屋さん・大家さん・リフォーム業者(現状回復)が協力し絶妙な相場で運営してきた訳です。
 
地主さんという事もあり、某メーカーの今時な豪華なサブリース物件も所有しておられますが、、、そちらの収益を軽く超えていると(笑)
 
何ともうれしい悲鳴ではありませんか。私の狙い通り、大家さんの収益に貢献出来たのであります。
 
そんな訳で、収益が増えてきたら大家さんは節税も考えなくてはいけませんね。無駄に税金を納めるくらいなら、お部屋に思い切って再投資しちゃいましょう。ってな運びになったお部屋でありますので、早速レンジフードは交換で進めます。

 

既存品を撤去して、下地が非常に悪いので、ある程度整えたら、、、

 

 

こんな薄型の今風なレンジフードに交換してみました(このパナ〇ニックさんの商品、結構好きです。見た目良し、価格良し、ダクト接続のスペースに余裕があるので、既存の換気口に合わせやすい為、作業がスムーズ)。

 

 

ついでに状態の悪い手元灯や蛇口の交換、クッションフロアの貼替を行い、、、

 

 

こんな感じで仕上げてみました。

 

築30年のお部屋です。ここまで整えば十分ですよね!?余裕で入居者さんが決まると思います。

 

大家さんに費用(抑える所は抑えてる)も工事内容も「さすが!!」とお墨付きを頂きました。

 

またしばらくの間、このお部屋には稼いで頂きましょう(笑)


そんな感じで、収益が確保出来たら「再投資」と考え、必要な設備は思いきって新しい物に交換する事も大事になってくるのかなと思います(この線引きが難しいのですが)。


我々の現場ではほとんど行いませんが、とある知人は数百万かけてお部屋をリノベーションしていたりするようです(お洒落なお部屋で人気があって空室待ちになる事もあるとかないとか)。


今一度、大家さんの収益を再確認して頂き、貸し出すお部屋のバランスを整えて頂けたらと思います。



以上、世の中の大家さんの賃貸経営の参考にして頂けたら幸いです。



※このブログはあくまで私個人の経験を元に賃貸物件の修繕方法を紹介しています。同じ施工にチャレンジする際はすべて自己責任にてお願い致します。