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ほうらら日記

ほうららほうららしとります。

『猫に訊け』終了致しました。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。



・・・遅いですね。
えーと、
終わってから10日以上たってますね。
申し訳ないです(>人<;)



去年末に青田さんから「出れませんか?」とご連絡をいただいた時はビックリしました。
BLUESTAXIを辞めた僕は、もう青田さんの作品に出れないだろうと思っていたので。

去年の10月、劇団員時代にお世話になった中島大和さんの作品に出演させていただき、そして今回は青田さん。

これはきっと自分を見つめ直せということなのだろうと思い、出演させていただくことにしました。



結果、随分と見つめ直す機会になりました。
役者として何が出来ないのか。
そして人間的にどこが至らないのか。
本当に、本当に鍛え直していただきました。



一個思ったのは、劇団員だった時にもっと素直に言う事来ていればもっと成長出来たのになー、ということ。
表面的にはハイハイと聞いていても、心の中はいつも反抗ばっかしていた。

反抗ヨクナイ。
成長したければ、師匠の言うことを鵜呑みにすること。
これホント、実感。



さてさて、今回の役。
はやとくん。

座長から彼女を奪ってく、なんてのは自分の中にまっっったく無い要素で💧
ない以上は産み出さないといけない訳ですから、
もう、すっっっっっ・・・ごいっ、苦しかったし、たくさんご迷惑おかけしました( ;´Д`)
優しい周りの方々に、ただただ感謝です。

はやとくんには沢山教えてもらったなあ・・・



最後に。
作・演出の青田さん。
プロデューサーのマリエさん。
スタッフの皆様。
キャストの皆さん。
そして、お越しいただいたお客様。
この公演に関わっていただいた全ての皆様に御礼申し上げます。

本当にありがとうございました!
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『猫に訊け』、昨日最終稽古を終えまして、今日は小屋入り。



稽古を振り返ってみると、最初は役が全く分からなくて、めちゃくちゃ苦しかったのですが、
掴めてからはもう楽しさやら想いやらがわーっと溢れてきて、
最後は一回一回の稽古が愛おしくてしょうがなかった。

こんな感覚は初めてだな。



自分がまさか、作品に対してこんなに愛情が持てるとは思わなかった。
1シーン1シーンが、登場人物1人1人が愛らしくてしょうがない。



作品に出てくる人間たちの呼吸を、鼓動を、猫と一緒にぜひ観ていただきたいです。



どうかよろしくお願い致します。



Drama Collection

Vol.3

「猫に訊け」


Taccs1179(下落合駅徒歩1分)


★脚本・演出
青田ひでき

★出演
松浦達也
貴瀬雄二
祭美和
阪田智靖
98
眞野里紗
平野えり
坂本拓也
齋藤佳央里
山崎晃太(A)
風民(B)
山崎昌也(A)
中迫達也(B)
埴生雅人(A)
行田裕哉(B)
忍田蒼(A)
山田亜椰(B)

★チケット
前売り3800円
当日   4000円
※日時指定自由席

★タイムテーブル
1(火)19時・A
2(水)19時・B
3(木)19時・A
4(金)19時・B
5(土)14時・B  19時・A
6(日)13時・A   17時・B

嬉しいことも悲しいことも、楽しいことも苦しいことも、ぜ~んぶ猫が聞いてくれる・・・
ドラコレが贈るハートフルニャンダフルワールド❤️

★チケットご予約
中迫達也
https://ticket.corich.jp/apply/71572/013/

{87905B08-34BA-4781-B234-0342CC805482:01}



昨日は3年前、出演させていただいた佐々木名央さんのプロデュース公演を観に行きました。

芝居パートと歌・ダンスパートの二部構成。
芝居パートの作・演出を担当したのは来月頭の「猫に訊け」でお世話になっている青田さん。

名央先生(僕は名央さんのことを先生付けで呼んでいます)の前回から今回までの想いを、客席で受け止めさせていただきました。
ありがとうございました。



観ながら前回の出演させていただいた時のことを思い出しました。
確か劇団を辞める時期でした。

同期と呼べる人間たちが次々と辞めて気がつきゃ俺一人になって非常に心細く、
そんな自分のことを考えるようで考えてない(と俺が勝手に思っていた)座長の青田さんや先輩たちに不信感MAX。

周りの人たちからは、「劇団やばくない?」とか「はやく辞めた方がいいよ」とかとか言われたりなんかもして。

でも、自分で入りたいと思って入ったところなんだから、となんとか変えていけないかという想いで後から入ってきた後輩といえる人たちに色々伝えようとするんだけども。
その後輩な人たちは年上か同年代ばかりで、外部で経験も豊富な中で入ってきたりしてるから、後輩と言っても立場は対等、もしくは上だったりで。
「私たちは座長について行くだけだから」と聞いてもらえなかったりしてで。



まあ、意見を聞いてもらうにはもらうだけの実績をコツコツと積んで、立場を作り上げれば良かったんだけども、
そこの努力をすっとばして早くしないと、早くしないとって気ばかりが焦ってました。



認めてもらいたかったんですよ。
なんか成し遂げて、「凄いな」って言ってもらいたかった。
自分に自信がないんです。
承認欲求の塊でした。

何か結果を出さないと、この世にいる存在すら認めてもらえない、とずっと思い込んでて。
結果で存在価値が決まるみたいな。

ただそこに居るだけでいい。
生きてるだけでいいんだって。
そんな考えは「クソくらえ‼︎」って思ってました(笑)
何かをやり遂げない人生に何の意味がある、って。



最終的には、劇団でお世話になっていたとある先輩に僕が不義理を働いてしまい、しかもそのことを僕がその人に謝罪しなかったもんだから(俺には俺の考えがあるんだ!って思って)、その責任をとって退団、という形になるのですが。

この時僕が思ったのは
「なんだよ。想いなんて伝わらないし、叶わないんじゃないか」
という捻くれたことでした(おい)

・・・承認欲求の塊でしたから。



自分の欲求を満たすためには、まず相手の状況・考え方を探り、想像力を使って気持ちを理解して、その上で自分の妥協点みたいなものを見つけ出さないといけないんです。
主観で判断し、考えを押し付けるんじゃあお互いの距離は絶対に縮まらない。
感情を一旦排して、客観的に見つめることが必要なんです。

当時の僕はそこがわかってなかった。
「俺のことをわかってくれよ‼︎」でいっぱいでした。

だから「想いなんて叶わない」じゃあない。
叶えるには叶える「やり方」があるんです。

まあ、、、これは今だからわかったことなんですけどね。



いやー、でも、劇団員時代はほとんど病んでたけど、この時期が一番病んでた(なんで病んでたかはまたいずれ)。
名央先生にも愚痴だったり相談だったりをしていたなー。
迷惑だったろうなーー。
めんどくさかったろうなーーー(笑)



ちなみに本番直前に僕が名央先生に無理言って(名央先生の懐の深さに感謝‼︎)とある劇団のワークショップに参加しまして。
そこで北区AKT STAGEの劇団員さんとお知り合うことになり、それが翌年、養成所入所に繋がっていくのですが。

まあそんな、一つの終わりと一つの始まりがある、そんな時期でした。