ガミラスという卸業者の攻撃(デスラー商品の販売)で、
ショップの売上は3割ほど落ちたが、まだショップは死んではいなかった。
これはまずいと思い、事前に仕込んでいた商材が助けになって、
ダメージを緩和したのである。
しかしながら、瀕死の状態であることには変わりなかった。
なんとかしないとやられる、と焦りばかりが先行した。
**************
これまで、デスラーを信じて何年もがんばって販売をして
きたわけだが、ここまで露骨に攻撃をされるのはさすがにつらかった。
ガミラスがいきなり総代理店のカンバンをしょって出現し、
ショップの顧客を奪っていく。ヤマトは影が薄れて信用もなくなっていった。
「もうデスラーはあてにならない」
「他で行こう。。。」
そう考えるしかなくなっていった。
こうまで、商売の関係がこじれたのは、あるきっかけがあったからだ。
デスラーの宿敵ともいえる、「ガトランティス」がデスラーに敗れ、
新たな販売体制を模索していたときがあった。
これがまずかった。
つづく