ガミラスという卸業者の攻撃(デスラー商品の販売)で、

ショップの売上は3割ほど落ちたが、まだショップは死んではいなかった。

 

これはまずいと思い、事前に仕込んでいた商材が助けになって、

ダメージを緩和したのである。

しかしながら、瀕死の状態であることには変わりなかった。

なんとかしないとやられる、と焦りばかりが先行した。

 

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これまで、デスラーを信じて何年もがんばって販売をして

きたわけだが、ここまで露骨に攻撃をされるのはさすがにつらかった。

 

ガミラスがいきなり総代理店のカンバンをしょって出現し、

ショップの顧客を奪っていく。ヤマトは影が薄れて信用もなくなっていった。

 

「もうデスラーはあてにならない」

「他で行こう。。。」

そう考えるしかなくなっていった。

 

こうまで、商売の関係がこじれたのは、あるきっかけがあったからだ。

デスラーの宿敵ともいえる、「ガトランティス」がデスラーに敗れ、

新たな販売体制を模索していたときがあった。

 

これがまずかった。

 

つづく