佐藤愛子 著。
大正十二年生まれの愛子さんに
共感出来る部分が多々なのは
何故なんだ 笑
『幸福というものはしばしば鈍感なものだ。だが私たちは確かに幸福だったのであり、もう二度とこないそんな幸福を思うと私の胸はしめつけられる。』。
『笑いというものはそう細かく分析して、納得するものじゃないんだ。すべての現象に意味があるわけではない。納得なんて出来ない。それが人生というものだ!』。
『小説というものは意味を考えるよりも味わうものではないんですか。文章を味わって、そして感じとる。それでいいのでは?』。
この文章には
こう続く。
『今は意味を考えるよりも、味わい感じとることの方がむつかしくなっているらしいのである。』。
最近
本を読んでも
なかなか何も感じないことが多くなり
実は心に引っ掛かっていた。
そのものズバリ指摘された感じだったが
何だかスッとした 苦笑
人生の大先輩達の言葉は
素直に身体に入って来る。
この頃一段と
佐藤愛子や佐野洋子の本が好きだ。