ザ・シンフォニーホール

山下一史指揮 大阪交響楽団


モーツァルト

「ドン・ジョヴァンニ序曲」

「ピアノ協奏曲第20番」

髙木竜馬(ピアノ)


ニルセン

「交響曲第20番」


前半のモーツァルト作品2曲はやや大人しい感じで響きも良くなかったように思いましたが、「ピアノ協奏曲第20番」を弾いた髙木竜馬は繊細でロマンティックな雰囲気の演奏で良かったと思います。
後半メインのニルセン「交響曲第2番」はこの楽団のカラーに合っている賑やかな音楽だったので特に第4楽章の白熱ぶりが良かったと思います。バン!と軽くなりがち?の曲の最後の音も格好良く「ズヮン!」と重い感じで締めてくれて良かったです。





びわ湖ホール

オペラへの招待


モーツァルト「劇場支配人」


脇坂法子(ヘルツ夫人)

高田瑞希(ジルバークランゲ嬢)

古屋彰久(フォーゲルザング)

林隆史(ブフ)

有ヶ谷友輝(フランク)

佐貫遥斗(アイラー)

山田結香子(プファイル夫人)

岩石智華子(クローネ夫人)

五島真澄(ヘルツ)

徳田あさひ(マドモアゼル・ルイーズ)



レオンカヴァッロ

「道化師」


福井敬(カニオ)

船越亜弥(ネッダ)

西田昴平(トニオ)

福西仁(ペッペ)

大野光星(シルヴィオ)

  

合唱 びわ湖ホール声楽アンサンブル

管弦楽 日本センチュリー交響楽団

指揮 キンボー・イシイ

演出 中村敬一



演奏時間が1時間前後の2作品の上演でした。この組み合わせは珍しいそうです。(指揮者の発案らしい)
モーツァルト「劇場支配人」というのは初めて聴いたと思いますが、序曲と何曲かのアリアの他はセリフで話が進行していくので、この部分を日本語で面白おかしく語っていて良かったかなと思います。「劇場」をびわ湖ホールに置き換えて、もうすぐホールの改修工事が始まることをネタに話を作っていて良いアイデアだと思いました。
レオンカヴァッロ「道化師」は客演のカニオ役、福井敬の熱唱はさすがだと思いました。最後妻と間男を刺し殺す場面は迫真の演技と歌唱でした。(刺された妻ネッダ役の船越亜弥も段になってるところに仰向けに倒れて客席に向けて目を見開いたまま幕切れ、こちらも凄い)
どちらも共通して吊物の額縁を効果的に使っていました。特に「道化師」では話の進行に合わせてどんどん額のなかの絵画が変化していき良かったかなと思います。






京都コンサートホール


広上淳一 指揮京都市交響楽団


バーンスタイン

「スラヴァ!」(政治的序曲)


バルトーク

「ピアノ協奏曲第3番」

三浦謙司(ピアノ)



コープランド

「交響曲第3番」



バーンスタイン「スラヴァ!」は途中で模擬演説?の録音テープが流れる変わった作品でした。初めて聴いたと思います。
バルトーク「ピアノ協奏曲第3番」を弾いた三浦謙司はこだわりの甘い音色を駆使する印象のピアニストですが、いつもの芸風とはまた違うリズム感の良さを感じる素晴らしい演奏だったと思います。
コープランド「交響曲第3番」は緩急強弱のメリハリが効いててダイナミックな音楽になっていました。ゆっくりと奏でられる第2楽章中間部、かなり速いテンポに感じた第4楽章など素晴らしかったです。指揮者 広上淳一の今まで聴いてきた演奏のなかでも特に印象深く残るであろう名演奏でした。