2001年10月17日(水)

いつものように朝を迎え、ご飯をあげたけど様子が変

仕事休めなくて後ろ髪をひかれながら出勤

帰宅をすると、いつもならご飯を食べているのに

食べてない

しかも、吐くそして、お腹も壊れてしまった

急にどうしちゃったんだろう

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2001年10月18日(木)

ちぇりーの様子は変わらない。

丸2日何も食べていない。

明日は絶対に病院に行こう。

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2001年10月19日(金)

避妊手術以外には病院に行った事が無かったから

連れ出すだけでも大騒ぎ

何もかもが初めてのこと。

触診・血液検査・超音波検査・レントゲンと・・・

ものすごく嫌がり、こっちまで辛くなる。

でも私には治してあげる術がない。

先生に任せるしかない。

嘔吐と下痢を繰り返し体力も消耗している。

検査結果も肝臓・胆のうの数値がかなり高いから

3日間くらい入院させた方がよいと

涙が止まらないけど、託すしかない。

一人で帰る道は、とても淋しく涙を堪えるのに必死で・・・

やっと帰って来た家でも、ちぇりーがいない空間は

空気が冷たい。

以前、交配をしようとした事が1回だけあって

ペットショップに預けた事があった。

その時、ゲージの中で動かなくなってしまい

ご飯も水も飲まなくなってしまって

迎えにいったことを思い出すと

いま、病院にいても固まっているんだろうな。

しかも、体調が悪いのに余計、悪化してしまうのではないか

眠れないまま朝を迎えた。

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2001年10月20日(土)

仕事も休みで、居ても経っても居られず朝一病院に向かった。

面会をさせてもらって、呼びかけると

ヨタヨタしながら『にゃー、にゃー』と鳴く。

ここから出して家に帰りたいよって。

この時に決めたんだ

治療をしないと治らない。でも、水も飲まず、ご飯も食べず
トイレにも行かない状況が良いとは思えない。
夜だけでも家に連れて帰っていいですか

先生は絶句していた。

確かに、昨日から投薬はしているものの
精神的には良い状況ではない。
夕方まで少し時間を下さいと言われ病院を後にした。

夕方、病院から連絡が来て
夜だけ自宅へ帰って良いと許可をもらった。

腕に点滴の管とエリザベスカラーを付けたままの帰宅と
なってしまったけど・・・家に着くとヨタヨタしながらも
トイレに行った。やっぱり、ずっと我慢していたんだね

でも、ご飯は食べてくれない。
これで、丸4日何も食べていない。

それでも、家だから安心して寝てくれて
無茶な行動をしているのかもしれないけど
この子の事を考えれば正しい選択だと感じた。

明日からは朝病院に送り届け夕方お迎えだね。
ちぇりーも大嫌いな病院での治療を頑張ってくれているのだから 
頑張らなくちゃ、私

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2001年10月21日(日)

ずっと点滴 

帰宅後、5日ぶりにご飯を食べてくれた


この時、初めて母の気持ちが分かった。

私がご飯を食べないから、母が心配をしていたこと。

ゴメンネ、心配をさせるつもりはなかったんだけど

そんなにたくさん食べれる体質でも無かったからさ。

でも、ご飯を食べてくれないちぇりーが自らご飯を食べてくれた時の

その喜びは忘れない。

病気は辛いけど生きようとしてくれているんだよね


エリザベスカラーも外して、ゆっくり眠れたね


明日も病院だけど、頑張ろう


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2001年10月22日(月)

仕事を休んで病院へ

明日からは朝・昼・晩と薬を飲み、5日後に診察に来れば良いって

ちぇりー本当によく頑張ったね、ありがとう


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大切なものを今、大切にしないでいつ大切に出来るの?

母を突然亡くし気付いたこと。

母はいつでも側にいてくれるもの、そして仕事頑張って

母を楽にさせてあげたいと思って休みも無く働いていた。

でも、別れは突然やってきた。どんなに後悔しても全ては後の祭り。

私は母に何もしれあげる事が出来なかった。

だからと言う訳ではないけど同じ思いはしたくない。

誰に何を言われようとも、私はこの小さな命を守ることを決めた。