年をとって時間に余裕ができたのでクラシックのコンサートを聴きまくってます。コロナが落ち着き海外から多くのオーケストラが来るのでこれから楽しみです。
7月15日にカンブルラン、ハンブルグ交響楽団を名古屋で聞いた。
ガルシアのショパンは素晴らしかった。やはり演奏中に声を出していたようだがそんなに気にならなかった。
ベト7も1楽章途中から乗ってきたのかそこからは素晴らしい演奏だった。
ただ全体的に気になったのは、アインザッツ。驚いたことにアンコールも含め全ての曲の出だしが合わない!これは一体どうゆうことだろうか?ドイツのオケとしては信じられない!指揮者との相性なのか、そういうオケなのか、練習不足なのか、来日してあまり日がたっていないので調子が上がっていないのか、ちょっとがっかりだった。木管は良い音をしていた。ただアインザッツが合わないせいでちょっと残念であった。一番残念だったのがホルンとトランペット!ベト7の1、4楽章のハイEはやはり吠えてくれないと!全く聞こえずがっかりであった。トランペットも何故わざわざナチュラル?を使ったのだろうか?完璧な演奏ならOKだが結構音を外していたようで理解に苦しむ。指揮者の方針なのか2管編成で当時の演奏にこだわっていたように見受けられるが、なら何故ヴァイオリンが1st2ndが左右に配置されずに横並びだったのか?色々と?な演奏だった。
カンブルランは初めて聞いたが、結構テンポを揺らすように見受けられる。ベト7の途中からはそのテンポでオケも乗ったようだが、それ以外はオケが戸惑っているように見えた。色々と文句を言ったが、ガルシアのショパンとベト7の途中からは素晴らしかった。