最近、AIで短い動画を作ることが増えました。
最初の頃は、とても単純でした。
うまくできた動画は残す。
失敗した動画は削除する。
それだけです。
PCのフォルダも「OK」と「NG」に分けていました。
でも、ある日NGフォルダを整理していたときに、少しもったいないことをしていたことに気づきました。
その動画自体は確かに失敗でした。
途中から商品の形が少し変わってしまい、そのまま使えるものではありません。
ただ、最初の3秒だけを見ると、カメラの動きがすごく自然だったんです。
「あれ、ここは残しておいたほうがいいかも」
と思いました。
それから、AI動画を見る基準が少し変わりました。
「使える・使えない」だけで見なくなった
以前は動画全体を見て判断していました。
完成動画として使えるなら保存。
使えないなら削除。
でも最近は、もう少し細かく見ています。
たとえば8秒の動画なら、
最初の3秒は商品の形が安定している。
4秒目から少し崩れる。
カメラの動きは最後までいい。
光の感じも好き。
こんなふうに見ると、「失敗した動画」というより、「使える部分が残っている動画」に見えてきます。
もちろん全部を保存していたら大変なので、本当に何か残したいものがあるときだけ取っておきます。
ファイル名も少し変えました
以前のフォルダを見ると、
final.mp4
final2.mp4
final_new.mp4
みたいな名前がたくさんあります。
数日後に見ると、もう何が違うのかわかりません(笑)。
今は少しだけ理由を入れるようにしています。
good_camera.mp4
good_light.mp4
stable_first3sec.mp4
こんな感じです。
きれいな管理方法ではないですが、自分にはこれくらいがちょうどいいです。
「前にいいカメラの動きがあったな」と思ったとき、探しやすくなりました。
失敗した場所を見るのも面白い
もうひとつ最近見るようになったのが、
「どこからおかしくなったのか」
です。
最初から崩れている動画もあります。
でも、最初の4秒は安定していて、そのあと急に形が変わる動画もあります。
そういうときは、
「もっと細かくプロンプトを書こう」
と考える前に、
「そもそも8秒必要だったかな?」
と考えるようになりました。
4秒で成立するなら、無理に長くする必要はないかもしれません。
これは実際に失敗した動画を残していなかったら、あまり考えなかったことでした。
新しいモデルを試すときにも役立った
最近は同じ見方でいくつかのAI動画モデルを試しています。
その中のひとつが Wan 3.0 でした。
以前なら一番きれいにできた動画だけを見ていたと思います。
今は、うまくいかなかった動画も一度は見直します。
商品の形はどこまで安定していたか。
カメラはどう動いたか。
どのあたりから違和感が出たか。
そうやって見ると、完成した一本だけを比べるより、そのモデルの特徴が少しわかりやすくなります。
最近はすぐに削除しなくなりました
もちろん、何も残したいところがない動画は削除します。
全部保存していたら、今度はファイルを探すだけで大変になります。
なので今の基準はかなり簡単です。
「この動画を残す理由を一言で言えるか?」
それだけ。
カメラがいい。
光がいい。
最初の3秒が安定している。
どれかひとつでもあれば、少し残しておきます。
AI動画を作り始めた頃は、成功した動画を増やすことばかり考えていました。
最近は逆に、失敗した動画を一度だけちゃんと見る時間が増えました。
意外と、その中に次の動画で使いたいヒントが残っています。