たかだか半世紀の人生の中で、
家庭を持つようになって四半世紀を超える人生の中で、
家庭が円満でなかった時はろくな事がなかった。
仕事をしていても楽しくはなく、
切羽詰った状態が続いた。
一番堪えたのは、
子供たちにしわ寄せがいき、
落ち着きがなかったり、
言う事を聞かなかったり、
情緒不安定になった事だ。
その原因は前妻がきちんと家事をしなかったり、
子供達を構ってあげなかったり、
向き合わなかったからだと思い責めた事もある。
そして夫婦仲は最悪になり、
お互い突っ張りあい、
修復が効かなくなり一緒に暮らせなくなった。
しかし前妻が子供達と向き合えなかったのも無理はない。
一番家族と向き合おうとしなかったのは自分のほうだったと思う。
前妻も辛かったろう。
子供達も訳も分からず辛かったろう。
仕事にかこつけて家庭をおろそかにしたり、
こそこそ浮気をしたり、
片手間で家族と向き合っても、
愛情を持って接しているつもりでも、
そんな不埒な俺の事を、家族は肌で感じていたはずだ。
最近、夫がいたり、彼氏がいたりするのに、
妻子持ちの男性に依存してしまう女性の話を、
ブログで読んだり、職場で聞いたりするたびに心が痛む。
俺が妻子がありながら恋愛をした女性達の夫や彼氏も、
仕事が忙しすぎて上手くコミュニケーションが取れなかったり、
何かしら向き合う事が出来ない原因があったのだろう。
その時は他の女性にはない魅力を感じ、
相手にも自分が必要だと感じていたり、
お互い出会うべきして出会ったと思ったりしたが、
そうなった一番の原因はお互いに心の隙間があり、
そこにタイミングよくはまったのだと思う。
勿論、お互い惹かれあう部分がなければそうならないと思うが、
惹きつけられる人は、出会いが多ければ多いほど、
いくらでもいると思う。
一度はまれば勢いが付きどんどん盛り上がる。
きりがない話である。
しかし、自分が家族を幸せにする事はそうは簡単にはいかない。
責任が付きまとう。
そうそう簡単にやり直しは利かないのだ。
妻にとって、子供達にとって、
本当に幸せに暮らせる条件は何だろう?
そう考えている間にもどんどん子供は成長する。
社会人になるのはあっという間だ。
子供達には幸せになって欲しい。
笑いのあふれる家庭を築いたり、
後悔したりする事のない人生を送って欲しい。
俺と同じような間違いは起こして欲しくはないと思う。。
ハナレグミ - 家族の風景