【あらすじ】
解散ライブを間近に控え、新ネタを考える春斗(菅田将暉)。彼らマクベスのマネージャー:楠木(中村倫也)は3人との出会いからこれまでを思い返していた…。実家を継ぐべく日々汗を流す潤平(仲野太賀)は父との確執を埋められず。その姿を姉の弓子(木村文乃)はそっと見つめ…。一方、里穂子(有村架純)とつむぎ(古川琴音)は引っ越しを前に冷戦状態に突入。頑張る者、頑張ってきた者、その姿を見ている人の胸熱くなる物語。
『感想』
今回は、マクベスのマネージャー・楠木さんの思いと、つむぎの引越しの回です。里穂子、春斗、潤平の新たな人生にも少しずつ進展がありました。潤平は得意先を一件一件回って挨拶したり、自分なりに商品の陳列を考えたり。でも、長年店を守って来た父親はなかなか認めようとしない。頑固な父に頭を下げ、潤平は家業を継ぐ覚悟を見せる。そんな弟を庇って父と言い合い、「この年は無駄じゃなかった」と言う姉の、弟を見る眼差しが温い。逆に些細な事から気まずくなってしまった里穂子とつむぎ。だが、つむぎは心のバランスを崩した姉を支え、そうする事で、自分自身が救われていた。つむぎが出て行った後に残された沢山の料理は、姉妹が積み重ねて来た大切な時間の象徴のようにもみええました。会社案内に載っていた生け花の写真を見て会社を選んだ里穂子。受付に花を飾る心根を持った人がいる、というささやかな事は、実はとても大事な事。「人から与えられたきっかけをいかに大事にするか」と言う楠木さんの言葉も説得力がありました♪。
楠木さんの言葉通り、人から与えられたきっかけをどう扱うかで、人生はガラリと変わってしまう。一度はマクベスを諦めてしまった楠木さん。それでも、陰で泥臭い営業活動をしたり、マクベスの3人とネタ構成を考えたりした「青春」は消えたりしない。楠木さんにとっても、ボギーパットでマクベスに出会ったことが転機のひとつとなっているはずです。4人目のマクベスとして頑張ってきたのに報われず、3人からも「自分たちだけで決めたい」と突き放された時の虚しい悲しい気持ちにも共感😭。それでも楠木さんにとってもマクベスはやっぱり青春時代の象徴みたいな、大事な存在なんですよね。一時瞬太の愛車に4人目の座を奪われかけたが、やはり4人目のマクベスは楠木さんですねε≅(●∀●)
多分6/12放送回がマクベス最後のネタ合わせ。そして6/19放送回がマクベスの解散ライブとなると思います。いつものようにメイクシラーズで打ち合わせをする3人の元へ、久々にやってきた楠木さんが手にしていたのは「解散ライブのネタ順表」。これまでの放送回それぞれでテーマになっていたコントが、そのまま反映されている点が粋です♪最後の新ネタは「引越し」なので、春斗が実家に引っ越してやり直すのか、はたまた違うところに引越しするのか…。神木隆之介さんの膝クロスパフォーマンス(むかし流行ったなぁ)も伏線でしょう・・・多分ね💧。
次週のコントは『結婚の挨拶』。もちろん潤平と奈津美のことが絡んできますが、潤平と奈津美の元カレ、潤平と春斗の心のシコリがテーマになるようです。潤平は奈津美の親にきちんと挨拶できるのでしょうか。(*≧▽≦)bb めっさ楽しみやん!!