【あらすじ】
三雲華(深田恭子)は、泥棒一家の娘である自分と家庭を築くことは、刑事である夫の桜庭和馬(瀬戸康史)の人生を狂わせてしまうと別れることを決意し、授かった子供を1人で育てようとしていた。和馬は華を探すが、会うことはできずにいる。そして華は、尊(渡部篤郎)や悦子(小沢真珠)たち家族に見守られ、妊娠10カ月を迎えようとしていた。一方、高校生になった北条美雲(橋本環奈)は執事の山本猿彦(我修院達也)と東京に移り住む。財産を失った美雲はオンボロアパートに暮らしながら“Lの一族"を追っていた。そんなある日、渉(栗原類)が新たなお宝を発見。その頃、和馬は管内で発生した連続失踪事件の捜査につく。5人の若い女性が立て続けに姿を消していたのだ。 華が区民館で行われる両親学級に行くと、尊や悦子たちも来ていた。自分のために来てくれたと思う華だが…。そんな華は懐かしい女性と再会。薄井佐知(遠野なぎこ)だ。佐知は助産師として働いていると言う。その頃、和馬たち警察は、失踪した女性たちが同じマッチングアプリを使っていたことをつかむ。また、同級生が失踪したことを知った美雲は独自で捜査を開始。そして、マントを落札した男のアジトを探る尊たち“Lの一族"は、そこに5人の女性が監禁されている事を知るのだった…。
『感想』
第2話。泥棒と警察と探偵、この第2期の中核を担う三者が初めて交錯しあう極めて重要なエピソードにもかかわらず、パロディ全開で今まで以上に“やりたい放題”にしてしまうあたり、期待を裏切らない‼
金銭的に困っている女性たちに大金をちらつかせて監禁する犯人=小鳥遊に、持ち前の推理力ですぐにたどり着きながらも呆気なく捕まってしまう美雲ウッソーン!!∑(;゚ω゚ノ)ノ。その際に小鳥遊が着ている衣装は、紛れもなくスタンリー・キューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』でマルコム・マクダウェルが演じたアレックスそのものです。さらにはジャンヌ・ダルクのマントを盗みに入った小鳥遊の部屋で華が破水し、子供が生まれそうだということを和馬に伝えるために悦子がホログラムで知らせるシーンは『スター・ウォーズ』のレイア姫を彷彿とさせるものがある🤣。ここまでパロディを立て続けに仕掛けてくるとは制作陣はせめてきてますね(*ノェ゚)b ★―お見事―★
名作映画のパロディを何度も堂々とやってのけてきた本ドラマ。やはり今期も注目ポイントのひとつになるのかと思った矢先、今回のクライマックスの出産シーンでは円城寺のダンスと重ねながら“キリストの誕生”を想起させる仰々しい描写の数々。それはすなわち、生まれてきた子供が“選ばれし者”だというお告げなのか。いずれにせよ想像の斜め上を軽々と越えてくれます♪。
出産シーンは神々しい演出だったし、ダンスシーンやオペラが流れるシーンでとても美しかった。
基本コメディタッチなのに、この辺りのギャップがいいですね( ゚Д゚ノノ゙☆パチパチパチパチ
あまりにも“怒涛”という言葉が似合いすぎる展開の中でも、肝心の物語はしっかりと進む。一方 “Lの一族”への恨みを募らせていた美雲は、一族が警察とつながっていることを知るのだが、自分を助けた和馬に対しては好意を持ち始める💖。これで警察と探偵がまずひとつの接点を持ったことになるわけですが。まだ泥棒と探偵の対峙は持ち越しとされる。一応マッチングアプリで渉が美雲と接触。渉は美雲をタイプだと言っていた(メッセージで)が、それが今後の展開に影響を及ぼすことになるか・・・な?とりあえず、誰か渉を迎えに行ってやれよとツッコミたい💧 (´゚д゚`)アチャー
今回は、悦子様の “Follow Me !!” 🏳🌈ですね。おぉ♪(〃▽〃人)。。
赤ちゃんも生まれたし。美雲も本格的に物語に絡んできそうだし急速に物語が進んでいくであろう第3話がだのしみですワクワク♪_( _・∀・)_