【あらすじ】
ニューヨーク発東京行きの旅客機が突然、墜落した。第一報を受けたCTU(テロ対策ユニット)第1支部A班の班長・獅堂現馬(唐沢寿明)は、日本初の女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画に関係した“事件”だと直感。CTUの暗号解析係長・南条巧(池内博之)に搭乗者全員の経歴をすぐ調べるよう命じるが、現馬に不信感を抱く南条は素直に命令に従おうとしない。
その頃、旅客機を爆破してパラシュートで脱出した謎の女・氷川七々美(片瀬那奈)は、地上で何者かと合流。墜落した飛行機の乗客のひとりで、数時間後には麗を取材する予定だったカメラマン・皆川恒彦(前川泰之)から奪ったIDカードの話になるが…!?
一方、CTU東京本部長・郷中兵輔(村上弘明)は、極秘調査を担当するCTU第3支部捜査員・三上徹(石垣佑磨)と落ち合い、所有者ナンバーが消去されたCTUのカードキーを受け取る。なんと、そこには正体不明の内通者によって、麗に関する膨大なデータが記録されていたというのだ!しかも、カードキーの受け渡し直後、何者かが郷中と三上を銃撃…! 郷中から連絡を受けた現馬はすぐさま救助に向かうが、その行く手には文字通り“絶体絶命の事態”が待ち受けていた! さらに同じ頃、麗が滞在先のホテルから姿を消してしまい…!?
娘・獅堂美有(桜田ひより)の行方も依然としてつかめず、公私ともに得体の知れない事件に翻弄されていく現馬。そんな彼にやがて、追い打ちをかけるかのような“耳を疑う新情報”がもたらされる――。
『感想』
第2話第は総選挙前日の午前1時から2時を描いてます。1話話を見て筆者的には面白く満足なんですが、ただオリジナルストーリーをかなり忠実に再現していますが、ときどき丸パクリが陳腐になっているのが少し気になります😓今回ではとくに麗と遥平のシーン。麗と遥平のキャラが、本家のデイビッドとシェリーと全然違うし、オリジナルをなぞるとすれば、このときはまだ麗と遥平は仲良し夫婦のはずなのに、仲良し感がまったくない。仲良し感がないから、「一番大切な日」のくだりもダダすべり…ゴ―――(ll-ω-)―――ン
本家では一番大切な日は「結婚記念日」など2人の記念日、それをデイビッドがわざと茶化してシェリーを笑わせるというイチャイチャシーンだったような。でも前にも言いましたが製作費や撮影規模が全く異なる日本のドラマですから、そこはやはり違いがでるのは仕方がない。なので、こういうところは無理にコピーしなくてもいいのにと思ってしまう💧σ( ・ω-;)ウーン…
けどバーカウンターを挟んでの対峙で、アルコールに着火するカットは日本版オリジナルの演出です。どこから銃弾が飛んでくるかわからない暗闇で、サイレンサー付きの拳銃を撃ち合う場面は、恐怖感を増幅させ、見えない敵との戦いを強く印象付けた気がする。そこは海外特有の設定をそのまま持ってくるのではなく、リアリティの「翻案」によって現在の日本でしか作りえない作品にする気概が、随所から伝わってきまた。同じように、CTUのイメージも煌々と灯りが点る不夜城から、テロ対策に特化した影の機関らしい黒を基調としたトーンに変更。全体的に派手さやスリルは弱まったが、家具店の店長が殺されるカットなどサスペンス要素が強まったと思う。俳優さんについてもやはりニーナ役の栗山千明さんが、オリジナル以上の色気に雰囲気を出していて本当に素晴らしい。射貫くような目力は圧倒的で、なだめ行動など一瞬で見抜いてしまいそうです!おぉ♪(〃▽〃人)。そして、トニー役の池内博之さんも良い芝居していますね‼本当に唐沢寿明さんをはじめ皆さん本家以上に素晴らしい演技をしている。(∩´∀`)∩スンバラスィ♪
CTUでは、未だしつこく伊月に現馬とコソコソ連絡を取り合っている事をねちっこく言う南条。本家トニーも後々は本当にジャックにとって大切な友人となっていったのですが、この時はまだちょっと嫌な奴でしたし、南条役の池内博之さんがの辺も演じておられます
獅堂家の2人、美有の失踪に動揺を隠せない六花役の木村多江さんと、強気なところを見せる美有の桜田ひよりさんはさすがの演技力で、獅堂家パートは安心して見ることができます
俳優さんに関しては制作スタッフのキャスティングが大成功したとおもう👏(ノ≧∀)ノ(*n'∀')n バンザーイ
特に第2話で退場となってしまった郷中Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン。アメリカ版で影が薄かったリチャード・ウォルシュに村上弘明さんを持ってきたの絶妙に素晴らしかった‼獅堂にカードキーを託して息絶えるシーンには殉職刑事の哀愁が漂っていた。゚(*ノДノ)゚。わ~ん。
また旅客機墜落をニュースで見ている総理候補の朝倉麗の事務所変わりのホテルで主人の遥平と夫婦仲良さそうに見えるのですが、確か本編通りだとこの後、悪化していくのですよね😱しかし仲間由紀恵さんの芝居は良いですね~旦那役の筒井道隆さんも、男版シャリー役をまた別路線から演じておられ今後が見物です。
物語は第3話に続きますが、剛と研矢(が口にする「あいつら」の正体、また黒幕の神林(など、獅堂が対決する敵の姿も徐々に明らかに。夜が深くなるのと同時に物語はスピードを速めている。24JAPANやはり面白いですね!本家を知らない人は日本のドラマとして【24】を楽しめるとおもうし、知っている人は本家と比べて「あ~でもこ~ねぇ」って比べてみるのも楽しみ方の1つかもしれませんねヽづ(^ー^* )フフ♪