【あらすじ】
甲斐(織田裕二)やチカ(鈴木保奈美)は、宿敵である元代表の上杉(吉田鋼太郎)と再び戦うことになった。『フォルサム食品』を相手取った女性社員の昇進差別訴訟で『フォルサム』側の代理人弁護士だった真琴(新木優子)の父・聖澤敬一郎(竹中直人)が、この案件から降り、すべてを上杉に任せたのだ。 チカは、マスコミを集め、昇進差別の被害に遭った原告女性126人とともに『フォルサム食品』を相手にした集団訴訟を起こすことを大々的に発表。この訴訟は、原告だけでなく日本の全女性の尊厳を守り抜くための戦いだとアピールした。 そんな折、上杉が、原告代表の井口華子(安達祐実)へのヒアリングのため『幸村・上杉法律事務所』に乗り込んでくる。その席で上杉は、突然質問の本筋を変え「『幸村・上杉法律事務所』におけるシニアパートナーの男女比は?」と井口に問いかけた。無関係の質問をする上杉を非難する甲斐。すると上杉は『幸村・上杉法律事務所』への訴訟と混同したとうそぶき「このファームを不当解雇で訴える」といっていきなり訴状を突きつける。かつて上杉との不倫関係が原因で『幸村・上杉法律事務所』を解雇された尾形万智子(松本若菜)が、ファームを訴えるというのだ。 甲斐は、尾形の不当解雇については和解で解決し『フォルサム食品』の訴訟に全力を注ぐべきだと主張した。だがチカは、それを拒否し、上杉を倒すよう甲斐に指示し……。
『感想』
いよいよ上杉との最終決戦の幕が開けられた今週放送の『SUITS/スーツ2』第14話は“最終回前編”と銘打たれた決勝ラウンドの第1回戦。上杉の奇襲攻撃によって、甲斐戦先生たちは思わぬ窮地に追い込まれることになってしまった😱密保持契約を巧みに使い、女性差別のために動き出した幸村先生が、過去に尾形を個人的な感情で解雇したという女性差別を行っていたとメディアを通して印象付けた。さすがは上杉先生と脱帽してしまうほど巧妙なやり口であり、第10話のラストでファームを去る際に呟いた捨て台詞がここに繋がっていた。ヒェー((;゚д゚)
幸村先生は上杉先生がファームを去る際に、“秘密保持契約”にサインしていた。これにより、上杉先生が「幸村・上杉法律事務所」で関与した一切の行為は第三者へ口外できず、これに違反すれば違約金が発生するだけでなく、上杉がファームを去るという決定も白紙に戻されることになる。つまり「幸村・上杉法律事務所」は、上杉の横領と不倫を口封じされ、尾形を解雇した正当性を証明しなければならなかったガッビ―――∑(゚д゚ノ)ノ―――ン
それでもなんとしても上杉先生の息の根を止めたい甲斐先生たちがどのように動くのかドキドキする展開が描かれていた‼その策はまさに“善をもって悪に勝つ”と言わんばかりの徹底的なファインプレーに尽きる。おぉ♪(〃▽〃人)。
上杉と尾形の不倫を口外できないのであれば、第三者によって証言させる。鈴木先生をはじめとしたアソシエイトたちはもちろん、蟹江先生や藤嶋先生らも手を組みながら、ファーム一丸となって立ち向かう姿は、実にクライマックスらしい展開だった(ノ≧∀)ノファイトォ─────!!
またラストの上杉先生の高笑いは見ていて、本当に癇に障る笑いだった💢。∑(`・д・´)カッチーン
そして気になるのが幸村先生が途中で電話をしていたエドワードなる人物、これが最終回のカギとなるというわけでしょうか・・・ねΩヾ(゚ェ゚*)ヘェヘェヘェ
それにしても、シーズン2では幾度となく見応えたっぷりのシーンとなってきた甲斐と蟹江のツーショットは今回もアツい‼。上杉先生への復讐に燃える🦀が過去のボイスメモを提供しようと甲斐先生のオフィスを訪ね、そこで尾形が蟹江先生からセクハラを受けたと供述したことを知る。粘着質なキャラクター性が「笑って済まされる時代じゃない」ことを痛感する🦀に酒を注ぐ甲斐先生。そして蟹江は自分なりのやり方で上杉とケリをつけるために、エレベーターの中で上杉に迫るのだ。ここで蟹江の口から発せられる「ストロガノフにしてやる」は、某作品の「倍返し」に負けないぐらいの名台詞ではないだろうかカッ∑(*ノ∀・´*)カクィィ💖。
そんな上杉戦先生にかつて陥れられた玉姉さんが復讐の“ビンタ”をお見舞いするシーンには姉さんのWビンタとても良かった♪(*ノェ゚)b ★―お見事―★もっと思いっきり振り切ったら良かったのに(*゚д゚⊂彡☆))Д`)パコーン
泣いても笑っても次週最終回、幸村チームVS上杉先生+『フォルサム食品』の訴訟に決着がつく。甲斐先生達の大逆転劇、楽しみです♪フレーッ!(o゚∀゚o)尸 フレーッ!