【あらすじ】

箕部(柄本明)の不正の決定的証拠が、大和田(香川照之)と中野渡(北大路欣也)に握りつぶされてしまう。怒りに燃える半沢(堺雅人)は3人に1000倍返しを誓うも、最も信頼していた頭取にまで裏切られたことで茫然自失に。そんな半沢に手を差し伸べたのはかつての仲間・森山(賀来賢人)たちだった。再び戦うことを決意した半沢はついに紀本(段田安則)の居場所を突き止めある事実に行き着くがタイムリミットが迫っていた

 

『感想』

ついにこの日が来てしまった・・・「半沢直樹」最終回。できればおわってほしくなくてずっと半沢直樹の世界をみていたかった😢。もうすでに虚無で一杯です。これが“半沢ロス”っていうヤツですか・・・ね。゚(*Д)゚。わ~ん

最終回にふさわしい熱い展開だった。瀬名社長、白井大臣、黒崎と多方面の協力を得て巨悪を包囲していく様子は痛快だった!まさか本当に、「半沢アベンジャーズ」が誕生するとは! 皆が一番望む形での最高の、1000倍返しでしたね♪無理だと思われる事でも、諦めず、皆と強力すれば、達成出来る事を教えてくれた。

あと筆者的には陰のMVPは花さんの印象です。巨悪に対抗できるのは、やはり国民ひとりひとりの叫びだし、花さんがその象徴的存在だったと思う。利権絡みの腐った政治に一石を投じる純粋な想い願いを上戸彩さんが見事に演じていた(*ノェ゚)b ★―お見事―★

白井大臣の心を動かしたのは花さん。花さんの言葉で半沢も吹っ切れたと思うし、正に内助の功ですね!素晴らしい!花さんが白井大臣に花言葉と一緒に花を送ったシーン、直樹を元気付けていたシーン、今回のシリーズで大好機なシーンの一つです😄

その白井大臣の名場面の一つとなったのが白井大臣が箕部幹事長が愛でる盆栽を、「くたばれ!」と言いながら、ぶん投げて破壊したシーン。悪事がばれて逃げようとする箕部の前に立ちはだかり「幹事長、やりなさい」「国民に詫びてください」と詰め寄るなど、白井大臣の痛快な“倍返し”が続いて見ていてスカットした白井大臣かっこよかったですヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪箕部幹事長にとったら、国民に土下座するよりも盆栽を台無しなれる方がショックかもしれないΩ\ζ°)チーン

そして先週に引き続きMVP級の存在感を見せつけたのは国局にいどうになった黒崎です。半沢を国税庁の部屋でお説教。半沢を立たせて「あれだけ協力してあげたのに、箕部にしてやられたわけ!?」とお怒りで、「はんっ!ダメダメのダメ沢直樹ねっ!」と叱りつけている(--)クスクス。

半沢の急所をつかみ損ねるなど最後まで黒崎らしい存在感を放っていましたよね😘

これまでに登場した、大和田の「沈没!」「死んでも嫌だね!」「やれるもんなやってみ、な!」という名言が多数登場し、名言オンパレードと「グッバーイdeath!」は最後の最後まで大和田晃は大和田晃だった!ヵコ(*)b-💖最後の大和田が挑発して半沢の辞表を破り捨てて銀行に残させたのは胸熱だった。振り返った半沢の笑顔が、すべてを物語っていた半沢の最後の笑みは乗せられたと分かってのことでしょうね♪。退職届の紙吹雪を降らし、「沈没」「死んでも嫌だね!」「おしまいですdeath!」とバズワードを言い直して去った大和田。半沢のカウンターとして花道を飾った大和田のその後がものすごく激しくとても気になるので、ぜひスピンオフでお願いした‼

あと蓑部との対決、胸を張り、正義を貫き通した半沢の姿は、凛々しく、美しかった。ネタ元の航空会社破たん事件を借りて、現在の政治へ物申しているようにも見えた。滔々と、信念を語る半沢・堺雅人さんが見事でしたヵコ(*)b-ィ。ドラマを彩った人物たちが再登場し、頭取、大和田で締める幕引き。圧倒的な全10回でした!ありがとです♪()ゞ。

今の時代に、これだけ名のある俳優陣の面々で現場の緊張感は凄いものがあったと思う。そしてその中であれだけの濃いキャラ黒崎を提案し演出してドラマに馴染ませてしまうなんて、役者魂とセンスの成せる業としか言いようが無い。もしかしたらこれだけのドラマは二度と見られないと思うと、関係者の皆々様に言葉を尽くして感謝の意を伝えたい。俳優さんはじめ関係者の皆さま、7カ月、本当にお疲れさまでした。コロナ禍の日本に、元気を与えてくれてありがとうございました‼。感謝でございます<m(__)m>

~完~

 

■総括■

当初は4月19日に始まる予定だったが、新型コロナウイルスの影響による撮影中断を挟み、3カ月遅れの幕開けとなった本作。良く“二作目のジンクス(ドラマや映画は一作目より二年目はつまらない)”いうけど、筆者的には「半沢直樹」の限ってて言えば、前シリーズより今シリーズの方が面白くのめり込んで見れていたですヽ()ノ うぇ──────このドラマは見事にジンクスをブチ破ってくれたと思う。

あと花さんの言葉「生きてれば何とかなる。」まさかこのタイミングでこんな台詞が出てくるとは驚きです( ゚д゚)ハッ!。こんな言い方していいか分からないが、やはり何か持っているかもね。このドラマと実感しました。今、この日本に一番必要な言葉だとおもう。

最後大和田は、半沢の父が自殺したことについて謝罪しながらも、銀行員として「間違ったことはしていない」と話す。そして、2人はお互いの銀行員としての正義をぶつけ合った。さらに、辞職することを打ち明けた大和田が「もうこの銀行はおしまいです!」と言い切ると、半沢は「(東京中央銀行は)必ず立て直せるはずです。私はできると信じている」と強く宣言。すると、大和田は、半沢に「そこまで言うんだったら、お前が責任を取れよ!」「お前の正義を貫くには頭取になることしかねえぞ!」と説き、「勝負だ 半沢ー!」と、半沢が頭取になれるかなれないかで、土下座をかけた勝負を持ち掛けるラストは涙が出そうになった。結局この物語はこの2人から始まり、終わるのだと思った。最後まで「これぞ半沢直樹‼」で、このラストに半沢直樹シリーズの全てが描かれていたと思う。唯一無二のラストを超えるラストそうないだろう。・:*:: (b゚ェ゚*) ::*:

今年2月のクランクインから、新型コロナウイルスの影響による中断を挟み、7カ月に及んだ全撮影は24日夜に終了。ギリギリまで撮影に挑んだのは俳優さん・脚本家さん・制作スタッフさんの最高の作品の最高のラストを視聴者に届けようとするとする強い想いを感じました(∩´∀)∩スンバラスィ

前作から7年。最後は全編を通じた伏線も回収され、物語の壮大な円環が閉じた。『半沢直樹』が残した一つのメッセージに、ツケは払わなければならないということがある。「倍返し」も元々は契約の公平性を保つ制度であり、誰も過去の所業からは逃れられない。半沢も例外ではなく、旧T(東京第一銀行)の不正融資を公表した後には、信用失墜した銀行の再建が待ち受けている。結局のところ、仕事をするということは過去と誠実に向き合うことなのかもしれず、それが未来につながる最短距離なのだと教えてくれた。

「半沢直樹」が終わり、2020年夏ドラマの感想も残るは“SUITS/スーツ2”のみ。本来なら放送しているドラマや秋ドラに移しますが半沢直樹があまりにも最高過ぎて他のドラマがどうしてもつまらく思えて中々レビューする気になれないΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)ゴメンナサイ🙇

どうやら筆者は「半沢直樹」と言う作品に対する思いが熱すぎて燃え尽きてしまった“半沢病”に掛かってしまったようです・・・どないしましょう~ゴ―――(ll-ω-)―――😱