【あらすじ】

甲斐(織田裕二)に突き付けられたのは、賠償金5億円と弁護士資格のはく奪ーー。 甲斐と幸村先生(鈴木保奈美)は、甲斐を訴えた弁護士・富樫(高嶋政宏)を呼び、和解の可能性を探った。だが富樫は『コースタル・モーターズ』訴訟で、甲斐が重要な証拠となるはずだった社内メモを隠ぺいしたのは明らかだとして、和解交渉の余地はないと返す。幸村先生は、甲斐の代理人として法廷で富樫と戦うつもりだった。だが、事態を重く受け止めた上杉(吉田鋼太郎)は、ファーム内にも甲斐のことを疑っているメンバーがいるのだから、まず彼らに無実を証明し、裁判で勝ち目があるのかどうかを見せてほしい、と言い出す。『幸村・上杉法律事務所』で行われる“密室劇"で甲斐の敵側として直接対決することになった蟹江(小手伸也)は、さっそく大輔(中島裕翔)に、仲間になるよう声をかける。甲斐の力になりたいため、これを拒む大輔だったが、蟹江のチームに加わるよう命じたのは、実は甲斐自身だった。甲斐との対決に向けて準備を進めていた大輔は、真琴(新木優子)の言葉からヒントを得て、ある秘策を思いつき……

 

『感想』

序盤から被告側代理人である幸村先生を証人申請したり、証言のために突然現れた玉ねぇさんに対して全力で富樫さながらの卑劣な追及を繰り出す蟹江先生。さらに「やりすぎ」だと嗜める甲斐先生に対して、普段はクールに振る舞う🦀が「君を助けるためだ」と激昂する姿。そして直球ど真ん中の質問で、甲斐の検事時代の不正を掘り返す鈴木先生は、裏では甲斐を救うために富樫が関わった案件の資料を洗いざらい調べ、逆に富樫の不正を握ろうという忠誠心を見せる。そんな鈴木先生を巧く利用しようと近付く上杉先生。これは一から十まで見事に練り上げられた、まさに先週のエピソードからさらに強力になった総力戦だった!率直に今回の“模擬裁判”とても面白いと思った。甲斐先生と幸村先生の“絆”にも幸村先生は甲斐の本質を深いところまで見抜いていると感動しました😭

ほぼ密室で展開される完璧な“模擬裁判劇”。弁護士ドラマでありながらも裁判シーンがほとんどない本作ではなかなか見られないタイプの緊迫感を楽しめると同時に、各々のキャラクター、とりわけ甲斐の内面を描く充実したエピソードだった。模擬裁判で追い詰められる甲斐に、ファーム内も“甲斐が不正を働いたのでは?”という空気に。そんな中幸村先生が甲斐に質問を始めてしまう。そこでみせる甲斐正午と言う人間の本質を問う圧倒的な幸村先生の“弁護人”ぶりに幸村先生の迫力すごかったし幸村先生の想いに泣けてきました。甲斐先生を信用してる幸村先生と甲斐先生のシーンとても良かった♪甲斐先生のハーバード時代の唯一の“負け戦”を例に挙げながら、その強がりの仮面をゆっくり一枚ずつ剥がしていく幸村先生。本当はクライアントや同僚を思いやる人間であるという、長年甲斐正午を信頼して見守りつづけてきた幸村先生だからできる一連の弁護だったと思う(∩´∀)∩スンバラスィ甲斐正午が弁護士としても人間としても優秀であることと、彼の内面に隠された部分を愛嬌たっぷりに呼び起こす幸村先生の姿。カッ∑(*´*)カクィィ!

Season1の頃からここぞというタイミングで輝いてきた、織田裕二さんと鈴木保奈美さんの『東京ラブストーリー』コンビの相性の良さは、あまりにもドラマティック・:*:: (b゚ェ゚*) ::*:😍

あと今回の蟹江先生さ、めっちゃ好き!真剣な顔がとても凛々しかった。玉ねぇさんを傷つけた自分自身に憤る姿に甲斐先生だけでなく蟹江先生の本質も見た気がした。ただ後半の🦀はいつも通り、幸村先生に操られる姿はホークソーセージ全開でいつも美味しい( *´艸`)

そして終盤鈴木先生の暗躍や上杉先生の狡猾さによって和解条件から「弁護士資格剥奪」を外した富樫。それでも和解を拒否して裁判で戦おうとする甲斐先生だったが、鈴木先生からの厳しい言葉を受けて自ら和解の道を選び、この「コースタル・モーターズ訴訟」にひとつの区切りがつくことにΣ(・ω・ノ)ノ!。そんなタイミングで上杉先生は、幸村先生から“マネージングパートナー”の座を奪おうと新たな波風を立てる😱。前半の大きな山を越えたばかりではあるが、はやくも次の、さらに高い山が見えてきたよう感じるワクワク♪_( _)_

そして次回から次は“ミステリー編“?が始まるらしい(@ ̄□ ̄@;)!!なんか『火サツ』ばりの予告でしたが・・・どうやら次回から本格ミステリーになるらしい。それはそれでどうなるのか楽しみではある(_D フムフム。ただこの予告は”復讐編”と同じように新たな展開の“ダイジェスト動画”みたいなモンだと思う。前の時のように惑わされませんよ・・なんちて(`・∀・´)エッヘン!!前は模擬裁判は「何時やんねん!」と惑わされた筆者でした<(_ _)>