【あらすじ】
かけがえのない秘書・玉井(中村アン)を失い、喪失感にかられる甲斐(織田裕二)。ある日、クライアントである碓氷ジュエリー社長の碓氷秀明(博多華丸)に会いに、大輔(中島裕翔)を連れてマカオのカジノを訪れる。碓氷はギャンブル依存症だったが、ここ数年は賭け事を断っていた。だが、甲斐の心配をよそに、カジノのVIPルームでポーカーに興じていた碓氷は、1回の勝負に300万ドル以上も賭けた挙句負けてしまう。しかも碓氷は、碓氷ジュエリーの全株式を担保にすることを紙ナプキンに書いて、300万ドルもの金を借りていたのだ…。碓氷に借りがあった甲斐は、帰国後すぐに城田(三浦誠己)と彼の代理人弁護士・安斎芳樹(加藤啓)に会いに行く。奪われたら、奪い返す。甲斐の逆襲が始まろうとしていた。 一方、真琴(新木優子)と蟹江(小手伸也)は、とあるバレエ団の公演で偶然一緒になる。公演後、バレエ団の演出家・里中栄一郎(吉澤健)が、劇場スタッフともめているのを目撃する蟹江たち。里中の大ファンだった蟹江は、劇場側との交渉の代理人に名乗りを上げると、その案件を真琴に任せることにする。 そんな折、チカ(鈴木保奈美)のもとに、旧友でもある関東弁護士会副会長の羽鳥亜美(堀内敬子)から電話が入る。羽鳥は『コースタル・モーターズ』訴訟の件で、甲斐が賠償金と弁護士資格のはく奪を和解条件として提示されていることを問題視していて…。
※イメージです。
『感想』
“新章スタート”と銘打たれとはいえ、まだ解決していないこれまでの“復讐編”の空気は残る。それはまるで、甲斐とファームの窮地から脱するために、それぞれの弁護士が自らの機動力を証明するエピソードであったといえると思う。
「勝つのに必要なのは運じゃない。場を支配する力だ」。完膚なきまでにツキに見放され、いつものようにうまく物事を運べない甲斐が、最後の賭けとして城田に投げかけた“爆弾”は、まさかのポーカー勝負。そこで城田の弱みを見抜き、巧みにつけ込みながらリスクを恐れずに果敢に挑んでいくことで、勝ちをもぎ取る展開。ヽ(^。^)ノ
一時は「配られたカードが悪すぎる」と負けを意識しながらも、瞬く間に覚醒し「勝ちへの執着が違う」といつもの調子に持ち直す甲斐。ポーカーになぞらえた軽やかなセリフ回しの数々が、その迫力と切れ者感をいつにも増して冴え渡らていく演出は“SUITS”らしさに溢れて見応え十分楽しめました♪SUITS/スーツ2になって野心家のわりに器の小さい甲斐先生が板についてきて面白くなったと思ったりもしたが💧今週は、前シーズンの「絶対負けない男」甲斐と言う人間の神髄を見た気がしたヵコ(*゚∀゚)bィ-ィ💓特に最後の蟹江先生への「貸し」のシーン最高でした‼表情だけで怖さを感じる以前の甲斐先生が戻ってきた気がするイエ───(σ≧∀≦)σ───ィ
また弁護士会から甲斐の一件で呼び出された幸村先生は、ロースクール時代の因縁の相手である羽鳥からの圧を見事にかわし、華麗なる“倍返し”を決める。なるほど、第3話からの“復讐編”というのはもしかすると、上杉先生や冨樫といった特定の敵に向けたものではなく、“絶対に負けない”という強いプライドを持ち合わせた弁護士たちの、“やられたらやり返す”高尚なスピリッツを示したものだということなの・・・かも(・_・D フムフム
並行して描かれた蟹江先生はバレエ団と設備不良を抱える劇場とのいさかいの代理人に自ら名乗り出るが、クライアントであるバレエ団の演出家を過信しすぎたあまり重要な問題を見落として窮地に陥る。しかし聖澤さんから発破をかけられるとたちまち目を覚まし、見事に逆転。これまでと違う蟹江の一面と蟹江によって新たな成長をみせた聖澤さんの“コンビ”に「🦀×⭐(聖)」の異色のバディは結構おもろいかも( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
ただ、🦀は聖澤さんを「チーム蟹江」に迎えようとおなじみの泥風呂に誘うのだが、あっさりと断られてしまうというお約束に・・・これには「まさか蟹江先生と聖澤さんの間でラブが成立するのか?と思ったら流石にこれはなかった苦笑_〆(´Д`ll)ハハッ
そしていよいよ次週の回では(またしても“新章スタート”らしいが😅)、ついに先の特別編で描かれた模擬裁判のシーンへと辿り着く模様。甲斐先生の代理人弁護士を務めることを決めた幸村先生。上杉先生との争いもある中で、甲斐先生と幸村先生がこの窮地をどのように切り抜けていくのかは見ものです♪(ノ≧∀)ノファイトォ─────!!