【あらすじ】

銀行では、大和田(香川照之)の後押しもあり、スパイラル買収の資金として500億もの追加融資が決まろうとしていた。強大な資金力を前に打つ手のない半沢(堺雅人)。そんな中、半沢は電脳の子会社・電脳電設に重大な秘密が隠されていることに気がつく。しかし、鍵を握る玉置(今井朋彦)はこつ然と姿を消してしまい…タイムリミットとなる役員会まで残りわずか!ついに覚悟を決めた半沢は因縁の宿敵・大和田の元を訪れて…

 

『感想』

「電脳雑伎集団」編のクライマックス。筆者にとってまさに“神回”といえる半沢史上最高傑です‼

ピンチからのドーン!と大逆転、宿敵と手を組んでまでも目的を果たそうとする半沢の信念、裏切り裏切ら2転3転する怒涛の物語そしてさく裂する半沢の倍返し+大和田までもが倍返ししてしまう爽快感、どれをとってもも最高でした。この作品の役者さん・脚本家さん・演出家さん・性格スタッフの三位一体は本当に素晴らしい( Д゚ノノ゙パチパチパチパチ

歌舞伎役者たちの演技力が素直に凄いと思う。言葉の滑舌、抑揚、表情。本当に凄い。そこに対抗できるのは実力ある役者さんだけなんだと改めて感じます♪

特に銀行地下で入り口での半沢と大和田2人だけのシーンは秀逸でした。半沢の「随分と情けないですねぇ。あの大和田暁が部下にいいように利用された挙げ句、すごすごと退散ですか!だったら、あなたこそ負け犬だ!このまま、やられっ放しで終わるつもりですか?役員会議までには、まだ15時間あります。わたしが憎いのなら、それでも結構。ただし、わたしはあなたの見返すカギを握っている。わたしを利用しませんか?」と挑発も凄ければその前の大和田の半沢の申し出を「死んでも嫌だね!帰りなさい!負け犬、半沢直樹君!」と即、拒否した大和田も凄かった。

堺雅人さんと香川照之さん名優2人だけのシーンに圧倒され見入ってしまいました(*ノェ゚)b ★―お見事―★

あと、香川照之さんは大和田の会議中の涙。自分の地位を下げさせられた半沢を招いた事、1番可愛がっていた伊佐山に対する思い。色々な感情をあの涙腺一本で演じましたと思う。

最後の半沢部長の「勝ち組負け組」のくだりはぐっとくるものがありました。どんな会社で働いているのかでなく 自分の仕事にプライドを持っているかどうか。仕事に限らず今頑張っている人達に勇気を与える言葉だったと思う。(´―`*)ウンウン

それにしても 三笠、伊佐山、諸田の自滅スッキリした。伊佐山がまさか大和田同様 土下座に追い込まれると😱自業自得とはいえいと哀れですなぁ~Ω\ζ°)チーン

見ている方は「ざまぁ~みろぉ~お前の負けぇ~」ってスッキリいたしましたが・・・ね( *´艸`)

コロナ禍で足かせになっているはずなのにこのドラマは後ろにロケットエンジンが付いているかのごとくグングン加速してます。ドラマを視聴してるというより参戦している感じです!瞬きも忘れていい意味で疲れた。ムリに1時間に収めず拡大版にしてくれてありがとう<m(__)m>

半沢が銀行に返り咲きめでたいが、新章「帝国航空」編に向けての大和田が帝国案件を半沢におしつけるところは、まだまだ何か企んでいるムードがムンムンです💧

しかも銀行を超えて新たな敵は日本政府になりそうで、半沢は銀行(派閥等)&航空会社&政府を相手にすることになるんですかねワクワク ((pq)) ワクワク

森山ロスではありますが来週の新たな展開楽しみでなりません。きっと期待以上の作品を見せてくれるはずと思ってますピンク音符