【あらすじ】
大手IT企業・電脳雑伎集団から持ちかけられた買収アドバイザーの依頼を、親会社の銀行に横取りされた半沢(堺雅人)たち。逆襲を誓い、森山(賀来賢人)は、電脳の買収相手であるスパイラル社長の瀬名(尾上松也)に接触を試みるが…門前払いに。一方、スパイラルを救う救世主としてIT業界のカリスマ・フォックス社長の郷田(戸次重幸)が突如名乗りを上げるが…そこには卑劣な銀行の新たな罠が仕掛けられていて-
『感想』
もうほとんど企業物のミッションイン・ポッシブルのように見えて、堺雅人さんがトム・クルーズに見えてきた。
前回に引き続きジェットコースターストーリーなので一気見すると、かなりの疲労感を感じるのですが・・・😅そんな中でも、序盤の花ちゃんと半沢とのラブレターのくだりはホッコリして肩の力抜けていい息抜きになってたと思う。それの時の半沢の動揺しきょどって目が点になる表情が可笑しすぎて( ̄m ̄〃)ぷぷっ!流石堺雅人さん・・・流石です
“ノーサイドゲーム”“下町ロケット”の池井戸潤さんのドラマだけではなくTBSの「日9」は下手すれば息が詰まりそうな話になりやすいところにいい塩梅でプッと笑えるコミカルな展開をぶち込んでくるのは“日9”の特徴・・・「小さな巨人」しかり、「99.9~刑事専門弁護士~」しかり。「半沢直樹」はもとより“日9”ドラマは物語の緩急の付け方が秀逸‼
あまりコミカルを入れすぎると肝心の話の核の部分がグダグダになり物話が入ってこなくなる場合がある😱
そんで今回のかなさんてきツボは東京中央銀行の大階段で半沢と大和田さんが7年ぶり再会の場面の興奮しちゃいました(´∀`*)ウフフ
特に大和田さん「「お・し・ま・いDEATH!」(お・も・て・な・しby滝クリ)に腹抱えて笑うほど…最高っス🤣香川照之さんの顔芸も磨きがかかっていいますよねぇ~( *´艸`)
歌舞伎役者の方々の自然かつオーバーアクションはもうこの作品には欠かせなく“名物”になっていて香川照之さんを筆頭に歌舞伎役者陣はなくてはならない存在になっています‼
この作品は勧善懲悪の現代版歌舞伎だから、歌舞伎役者のケレン味のある演技がピタリとハマる。この面白さの虜になったら、きっと歌舞伎も面白いと思えるでしょう・・・きっとね。
あと頭取が真面目な顔で眺めていたのもまた面白かったです♪。
いよいよ“親会社vs子会社”の構図が明確化になってアップデートされた半沢の「倍返し」もこの先本格的になっていくことでしょう。その手始めとして今回大洋証券広重社長への恫喝&恐喝が物凄かったΣ(゚∀゚ノ)ノキャー怒号に凄味が聞いていて挙句「100当番しろー‼」「警察呼んでもいいんだぞ‼」と真横で鬼の形相で恫喝されれば最後そりゃ場魂が抜けたようになるわなぁ~Ω\ζ°)チーン。。。やはり半沢だけは敵に回してはいいけません‼
「半沢直樹」は出演者のキャラが立っているし、各話毎に山場がちゃんとあって次回への興味を沸かせて終わるので、また来週も!と思ってしまう。このドラマは、悪役のキャラが立ってるけど、半沢に感化されて、かつて裏切ったり無関心な人たちも後々半沢らに協力するところもよく練られて作られています。ドラマに引き込まれ、時間があっという間に過ぎて終わりの時間を迎えてしまいまった。サラリーマンの喜怒哀楽がストレートに感じられて切なさが込み上げてくる場面が多く敵味方関係なく感情輸入してしまう企業ドラマであると同時ヒューマンドラマでもあると思う。
そして次回ついに天敵国税局の黒崎さんが登場‼ヤタ───ヽ(〃∀〃)ノ───♪次回予告を見て「黒崎きたぁ~‼」て狂喜乱舞してしまいそうなくらい盛り上あがりました😂
「随分おいたしているようじゃないのぉ~?」のオネェ口調セリフだけど黒崎さんの存在感を感じる。
黒崎さんがまたどのように半沢の前にたちはだかるのか今から次回放送が待ち遠しくてたまりません。片岡愛之助さんがどのようにパワーアップしている(かもしれない)黒崎さんを演じるのかもたのしみでならないワクワク ((p゚∀゚q)) ワクワク