【あらすじ】
修二(亀梨和也)と彰(山下智久)が信子(堀北真希)をプロデュース!信子は唯一出来た友人蒼井かすみの誘いで放送部へ入部。一緒にいたい彰も入部するが、信子への抑えられぬ思いのために、とんでもない行動をとり…。一方修二は、クラスメイトと適当に遊びながら適当な距離を置く元の生活に戻るが、空虚感がぬぐえなかった。そんな中コンクールに応募する映像を3人で撮影することに。しかし、また陰湿ないたずらが発生して…。
『感想』
今までのコミカルな雰囲気のお話と変わって今回のお話はみんなが切なかった。周りや自分に嘘をついていることが苦しい修二も、信子への思いが苦しい彰も、自分に向かう悪意が苦しい信子も、修二への想いが苦しいまり子も、季節外れに鳴くセミも・・・みんな何かに対して苦しんでいて切なかった😥
教室へ入る前に、意識して気合を入れる修二。なにをそんなに頑張ってるの?と見ているこちらが心配になってしまう。頑張らなきゃ「修二」としていられなくなってきてる修二が、バラバラになりそうな自分をなんとか保っているようで、すごく切ない。そういうちょっとした描写が、繊細で秀逸なんですよね、このドラマ‼そういう部分が、すごく好き💛
放送部に入って、暗くなってから下校する彰と信子。二人が並ぶと、これがもう、すごく可愛いカップルのみえるんだな(∀`*ゞ)エヘヘ
でも、そこに修二がいないことに、何かしらすごく喪失感が漂ってしまう。
今日の桐谷家のテーマは「駄々をこねる」。
いつもながら、弟にアゴで指図する兄の仕草が好き!!
お父さんによると、修二は小さいときから駄々をこねることない子供だったらしい。
やたら聞き分けのいいコ(長男長女に多いタイプ)。
駄々をこねて自分を押し通すって案外エネルギーがいるけど、てんから執着を持たずに、あきらめてしまうと、ものすごくスムーズに物事が運ぶことにまず気付いてしまったのかも。
「あきらめてる」なんて自覚もなく…。
人との距離を取って、本来の自分の感情のままに動くなんて愚行は起こさない。
そうすれば傷つけたり傷つけられたりすることもなくて一番イイ。
ずっとそう信じて、修二は本当の自分はどうしたいのか、知ろうとしなかったのかな。
自分のベッドで、そっと駄々をこねてみる修二くんがとっても愛しい。
「ウソを吐くのは苦しいよ~」「本当に苦しいよ」
でも、ここまで自分を作ってしまったら、それをナシにしてしまうことも怖い。
そんな風に自分を、一度はつきつめるのが青春時代だったよな~なんて はるかかなた昔に思いを馳せてしまいました・・・なんちて😝
修二が撮影し信子が編集し、彰が捨てようとした3人の想いが宿る特別なビデオが何者かによってめちゃくちゃに壊せてしまった。ついに人の心の“ダークサイド”が本格的に牙をむいていたようです😱
犯人は誰なのか、その真の目的はなんのか・・・すべてが明らかになった時3人はどうなるのか、どうするのか。ダークサイドに立ち向かう、3人の姿を応援したい気持ちで一杯です頑張って!(`・ー・´)b
3人の絆が確かめられる終盤の物語が佳境を向かえ益々見逃せない展開に‼たのしみですワクワク ((p゚∀゚q)) ワクワク