【あらすじ】

映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)がひそかに思いを寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。今は誰も見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。その日から2人の不思議な同居生活が始まった。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で、2人は次第にひかれ合っていく。しかし、美雪にはある秘密があった。現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)が健司に思いを寄せていることを知る。好きだから触れたい、でも触れられない……。この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか

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『感想』

見たかった映画でようやくTVで放映されるていうことで楽しみにしていました。

期待通りではあったのですが、普通に楽しめたし、感動もしたし、クスッとできる部分もあった。

とにかく綾瀬はるかさんは本当に美しい!彼女は本当に、ラブロマンスからアクション、コメデイまであらゆる作品・どんな役でもをこなせて最高の演技ができる”オールマイティな女優”です…しかも全てにおいて素晴らしい演技力と実績を兼ね添えてる。こういうオールラウンダーな女優さんは日本では珍しく貴重な存在です。お転婆だけど心優しい美雪姫の魅力を気高くも可憐に演じてる😍

相手役の坂口健太郎(漢字間違ってたらゴメンなさい)も笑顔が爽やかで長身でいわゆる塩顔イケメンというやつですね。健司の、夢見る好青年を爽やかに好演していましたルンルン

病室の加藤剛を見て、ああ、坂口君の役の現在か・・というのはすぐ分かりました。

加藤剛さん、もうやつれ果てて昔の面影ほとんど無かったです💧流石、大ベテラン、素晴らしかったです‼

京映撮影所の超ポジティブな看板スター、俊藤龍之介役の北村一輝さんも、少し残念な大スターぶりを愛嬌たっぷり演じていて素晴らしかった拍手

最後に抱きしめて消えて終わるのかと思いきや、終わらない。作り話や昔の話かと思わせといて、実は現実にも繋がっている。病室に現れた時にそれがわかり、わぁーってなった。それからの展開は涙涙でした😭

好きな人に触れずに一緒にいるなんて出来ないとお互い言っていたし、私もそう思ってたけど、ちゃんと触れずに2人で愛を育んできたんですね💕

映画の中から出てきて、恋愛して、あっという間に消えるか、何かあって結局消えずに終わるのかなぁとかありきたりなものを想像していたのをいい意味で裏切られました。少し悲しいけど幸せな、中途半端でもなく、終わり方が素敵なファンタジーでした音符

最後は天国なのか映画関係者死んだ後にいる虚像の世界なのか・・ハッピーエンドはいいね!!

最後の舞踏会の映像美は圧巻!映像スタッフの本気度を感じます(´∀)bグッ!!

綾瀬はるかさんじゃなかったらここまでいい映画にならなかったと思余韻に浸ってしまいます。曲がまたたまらん。ほんとに素敵で良質な映画でした爆  笑