【第64話あらすじ】「なつよ、アニメーターは君だ(64)」

なつ(広瀬すず)たちが制作した「白蛇姫」のアフレコを咲太郎(岡田将生)の劇団の女優、亀山蘭子(鈴木杏樹)が担当することになる。アフレコの現場を見たなつは、自分が関わったアニメーションを見ると…。アフレコの見学のあと仲(井浦新)に感想とお礼をいうなつ。すると仲からある言葉をかけられる。それを聞いたなつは、驚いてしまい…。

Yahoo!テレビ]より引用)

序盤あらぁ~また😓、「なつアゲ」ですか。それも、どうしても「なつに才能がある」と視聴者に印象づけたいらしい――いくら脇役たちが「才能」の言葉を連呼しても、その肝心のなつ才能が「何なのか?」も、極論を言えば「本当に才能があるのか?」さえも、2か月間も放送して来たのに、中途半端にしか描かれてません∑(゚Д゚ υ)アリャ

どうやら、今回の仲と麻子のやり取りを見ていると、仲と麻子も、なつの才能が具体的に何なのかは分からない様子に描かれていたきがします。となると、もしかして、最近本作に数日前に登場し始めた脇役と同等且つ同時に、なつの才能を認めなさい…と言う展開は暴論過ぎると思う😱

これでも好意的な脳内補完をして見てはいるから「きっと、私には分からないが、劇中のプロの目には “なつの才能らしきもの” が見えているに違いない。早く見せてよ」とは思ってはいる。思ってはいるが、それで良いとは思えませんε-(o´_o)ハァ・・

だって、ドラマは映像で描いてこそ、意味があるのと思う。十勝時代を含めて、もっと “具体的な才能の芽” だけでも描くべきだったと思うショボーン

 

そして、今度はアフレコのシーン。確かに、アニメーションの製作過程を描くのは悪いとは思わない。ただ、幾ら主人公に近い存在である咲太郎が絡んでいるエピソードとは言え、僅か数日前に登場したばかりの劇団の女優、亀山蘭子が中心のアフレコシーンに、5分間以上も割くのは、どうかと思うガーン

 

まあ、鈴木杏樹さんと山寺宏一さん目当ての視聴者は大満足だろうが、正直そんなに面白いエピソードでも無かったから、むしろ演じた杏樹さんと山寺さんが気の毒だったような。

咲太郎が絡んだネタなのだから、いっそ声優ファンサービスとして、咲太郎が「声のいい人がいるから紹介します」とか言って、クラブ「メランコリー」の歌手・煙カスミを呼ぶのもアリだったと思う。そうして、山寺さんがベテラン声優、戸田恵子さんに下手な声優役をして貰った方が良かったのでは?

で、アフレコの本番シーンでは、なつの涙で「広瀬すずPVが完成。きっと、感受性も豊かなのを視聴者に言いたかったのででしょう∑(゚Д゚;)エーッ

しかし、なつが感受性の豊かな人間に何人の視聴者が見えているのだろうか?

大してお涙頂戴のドラマや映画でもないのに、泣く人がいる。「なぜ、これで?」と思う所で泣く人。私には、なつにはそんな人の一人にしか見えていない。やはり、2か月半も放送して、中途半端にしか描いて来なかった才能も感性を、今さら感じろと言うのは無理があり過ぎるのでは?完全に、なつが周りに乗っけられて有頂天になっている着せ替え人形になっちゃいましたね。それと、ラストの夜の東洋動画の中庭ですが、照明が如何にも LEって感じの色で、少し興醒めてしまいました。なんか、今日は(今日も…かな?)わざわざ見る程の内容でなかったのが、残念です。えーん