【第63話あらすじ】「なつよ、アニメーターは君だ(63)」 なつ(広瀬すず)はアニメーションのトレースという作業に挑戦する。簡単そうで難しい作業に改めてアニメーションの奥の深さを実感する。昼休み、なつが桃代(伊原六花)と話していると、アニメーターの下山(川島明)から、ファッションについて指摘される。驚くなつ。そしてなつは川村屋を訪れる。信哉(工藤阿須加)の取材した迷子のニュースを見るとなつは、妹の千遥のことを思い出す。 (Yahoo!テレビ]より引用) |
序盤本作にはあまり似つかわしくない「アニメの仕事の説明」が描かれたから、きっと何かの仕掛けに違いないと勘ぐったら、主題歌明けの昼休みに「なつアゲ要員」の桃代と話しているなつから、今日も驚きの言葉が飛び出した。
『やっぱり どんな仕事も 奥が深いんだわ』
工エエェェ(´д`)ェェエエ工なつが、そう思っているとは全く気付かなかった。だって、自信満々で何かをやっては、失敗して、語りが「頑張りました」と言った後に、成功して自慢している、それの繰り返しが本作だから――やはり、いつも描いてるように、語りで「頑張りました」と済ませてしまっている部分を、きちんと、なつが頑張っている姿の映像で視聴者に提示すべきなのですが。それをしない限り、いつまで経っても、なつの才能や感性なんて見えはきませんε-(o´_`o)ハァ・・
例えば、今回でのアニメーターの下山のなつと桃代のファッションのくだり。これだって、「選んでくれたのは最初の1週間だけ」となつの台詞で処理しただけで終了してしまった。 それこそ「広瀬すずPV」としての市場価値を上げるためにも、ドラマ的にも、毎朝洋服選びに苦しむ様子や、何度も書くが休日にウィンドウショッピングをして色彩感覚を研ぎ澄まさせている様子を描けば、桃代の「よし 逃げ切ってやるわ!」のあとに、なつももう一言強気
に言えたと思う。 でも、描いてないからポカンと口を開けて、パンを食べるしか出来なかったってこと。やはり桃代の勢いに負けずに「私も逃げ切る!」と言うヒロインでないとつまらない∑(゚Д゚ υ)アリャ
そして、何度か驚かせてくれる、本作品ですが。今回は中盤にもなつから驚きの言葉が飛び出した。
『したら 信さん 捜してくれる?』
やはり、なつは信哉を “パシリ” にする気満々のようですヾ(゚д゚ll)ォィォィ。
一応、ねっ。一応・・・なつと言うヒロインは、戦災孤児だった自分を家族同然に愛情いっぱいに育ててくれた柴田の家族を捨てて、何の根拠もない自信によって上京して来た、所謂「自分で未来を切り開くヒロイン」になった――だからここは、妹の千遥を、これまたいつも通りに、何の根拠もない自信たっぷりで、「私が捜す!」と言い出して、周囲に止められて、失敗して、語りが「それでもなつは頑張って千遥を捜しました」と言って、千遥を見つけなきゃ!
こう言う連ドラでは絶対にやってはいけない「不連続性」が多いから、いつまでたっても「新・東京編」にのめり込めないのです・・・私は。ガーン∑(゚д゚;)
また終盤で、兄妹の部屋に咲太郎(が帰宅したシーン。なつが「話があるんだけど」と千遥の捜索話を切り出す。あれこれあって、最後に咲太郎がこんなことを言う。
『無理するなよ』
一体、咲太郎はなつに「何」を無理するなと言ったんでしょうか?。
無理を押し付けられたのは信哉なのに。いや、それよりも解せないのは、なつが上京してからの約1年間、咲太郎が千遥捜索をしていなかったと言う事実が・・・
てっきり私は、咲太郎は千遥の現在の状況を知っていて、それをなつが知ると動揺して仕事に悪影響を与えるとの気遣いをしていると思っていたから、なつに「信に よろしく頼むと言ってくれ」と軽々に言ったのにも驚いたドッヒャ―――∑(´▽`ノ)ノ―――!!。
結局、東洋動画の場面だけでは放送尺が埋まらないから、いよいよ千遥捜索の話でも入れて数日分は凌ぐか…程度ってこと? 本当に脚本家がアイデア枯渇しているのかもヽ(д`ヽ)オロオロ(ノ´д)ノ