[第60話あらすじ]なつよ、絵に命を与えよ(60)」

アニメーターになるための試験を受けたなつ(広瀬すず)。試験の夜、仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)、露木(木下ほうか)らが集まり、受験者の描いた絵を採点する。しかし、なかなか決めきれない。日が変わり、よくやく決断した仲と井戸原はなつを呼び出し、結果を伝える。そのころ十勝では、天陽(吉沢亮)が、森の奥深くの小屋へと向かっていた。それは、弥一郎(中原丈雄)の娘・砂良(北乃きい)の家で…。

Yahoo!テレビ]より引用)

私にとっての印象的な、なつの“絵の才能”は「馬の絵の動きがダイナミックで良い」程度しかない。なのに、物語は6月入社でその年の暮れには仕上げ課に所属しながら、“絵の才能”を買われて、アニメーターになる試験を特別に受けている。

そしてまた、敢えて自ら「下手くそ…」とご丁寧に“謙遜”までして、のちに山のように登場する「なつアゲ要員」を待ち構えていると言う、まあ、いつもの…ですね(´・c_・` ;)┌ ダメダコリャ・・

なつアゲとなつの謙遜という名の自己否定のくり返しだからこのヒロインはイラつくんですねムカムカ

まず、見ず知らずの受験者が「なつアゲ要員」に。その後は、「なつアゲ要員」の筆頭カブであるの仲が褒める褒める┐(;`・~・)ぐぬぬ。そしてここで、仲から「魔法の台詞」が飛び出しますタラー

『全部 我々が描いたものを見ての独学なんです』

ついに出た「独学」と言う魔法の言葉。これ、私としては脚本上も演出上も完全にアウトと言うか手抜き。

だって、前述で書いた通り、なつの “絵の才能” は「馬の絵の動きがダイナミックで良い」程度しかないのに、「独学」と言ってしまったら、これまで大して身内(なつの味方)しか評価していない事も、大して努力や研究もしてこなかった事も、ぜ~んぶ「独りで学んで来た天才」って、仲が証明したのと同じです

「独学」を使うなら、『まれ』のように、ヒロインの無名時代に天才シェフが「まれアゲ」したように、十勝時代に使っておくべきだったと思う。まあ、「独学」だけに脚本家は「禁断の毒林檎」を使った…と言わざるを得ない。

そして、一度入社試験に落ちた展開をここでも使って、サクッと不合格。でも、今度は仲に続いて井戸原(小手伸也)がなつアゲですか。ナニーッ!!∑(゚□゚*)。

それにしても、なぜなんだろう? なつが試験に不合格になり「悔しい」と言う気持ちを抱いたのだから、普通ヒロインを応援したくなるはずなのだが、私に限ってだと思うが、全く応援する気が湧いて来ないもやもや

自分のダメさを自己主張するのは間違っていないし、自己反省出来ていると好意的に解約も出来ているのに…だ。なのに、小生意気さや攻撃的に見えてしまう。

そして、散々自己主張したあとに「お願いします」だから、おかしくなる。まあ、広瀬すずさんが台詞以前に単語を単調に読んでいるだけのような演技に見えてしまっているのも原因の一つだが――脚本家のその単語の順番もおかしいのが、もっとおかしな原因だ。

やはり、「不合格」と聞いた直後に、なつは「お願いします。再試験を」と願い出て、仲の「なぜ?」の問いに対して、自己主張すべきだったと思う。

 

そして東京では、出勤の際は気合いを入れるつもりで派手な衣装を着ているのかと思っていたら、正月休みでも安定の「広瀬すずさんのアップの連続と色とりどりのファッションショー」で時間繋ぎ。

まあ、今回の15分間は、北海道ではじまった、照男兄ちゃんたち茶番劇しか印象に残らないですね( ゚Д゚ )アラマッ

それにしても砂良さんの嫁入り道具が銃も男前だわ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

でも、ヒロインがいない恋バナって本来まとまらない話のなりがちだと思いますが・・・なんだろう、なつがいない「十勝メンバー」だけのほうが穏やかな心で見れますねてへぺろ