【第59話あらすじ】「なつよ、絵に命を与えよ(59)」

仲(井浦新)からアニメーターになるための試験を受けないかと言われたなつ(広瀬すず)。以来、ひと月後に迫った試験のため、寝る間も惜しんで絵を描き続ける。それに伴い、セル画に色を塗る仕事も上達し始める。ある日の昼休み、中庭で人々の似顔絵を描いているところに、陽平(犬飼貴丈)が駆け寄ってくる。なつに告げたのは、十勝で農業をしながら絵を描き続ける幼なじみ天陽(吉沢亮)に関する知らせだった…。

Yahoo!テレビ]より引用)

 

『わろてんか』の「てんとリリコやトキ」、『半分、青い。』の「鈴愛と菜生やユーコ」、の関係は “友だちやライバル” が親友以上特別な関係になっていく描写が 素晴らしかった(´∀`)bグッ!!

でも、この『なつぞら』は、なつ自身以外は、“ほぼ全員が応援団” で、それも数名を除いて、ちやほやしてくれる応援団が “ほぼ全員男性” と言う状況ショボーン

一般的に、異性より同性に人気のある人の方が “いい人” と言いように、なつにも、そろそろ “本当の同性の親友やライバル” を登場させるべきでは無いだろうか?

 

主題歌明けは、アバンのケチャップに色合わせしたのか、もはや、テレ朝深夜放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』の飯尾和樹(ずん)さん担当のコーナーNo.1キャバ嬢の顔をガンガン見て飯尾No.1を決めたい!』で断然新宿の若手No.1になりそうな全身真っ赤な衣装でご帰還の当作のヒロインドッヒャ―――∑(´▽`ノ)ノ―――!

そして、なつを出迎えるは、アバンでの仲に続いて雪次郎。そして間髪を入れずに咲太郎(も合流。で、肝心の内容は、今週のサブタイトル『なつよ、絵に命を与えよ』と全く無関係なエピソードで、あれよあれよと4分間も経過。 そしてやっと、「寝る間を惜しんで勉強」したなつが、僅か8カット17秒間描かれて翌朝へ。

なにか、物足りない――それを楽しそうに徹夜したり彩色したりするなつを見て、ふと思い付いた。『半分、青い。』の楡野鈴愛には漫画家“師匠” に当たる「秋風羽織」がいた。そして、そのやり方や方法を見て学んで、自分の間違いを正したり自分らしさを出したりしてきたのだだと思う。 しかし、なつには“師匠”がいない。要は、「生まれ持っての才能」があるから、“師匠”や “お手本”は必要ないと言う判断なのだろう。だって、酪農に関しては “師匠”も“学校”も“先生”もいたのだから、ほぼ間違いない。

でも、先日も書いた通りに、せめて仲や下山克己や陽平らに、「正解」を教えて貰った上で、なつの絵がそれらを上回っているように見せるのが映像では無いのだろうか。比較対象が無ければ、いくら麻子がべた褒めしても説得力が無いと思うもやもや

な~んて思っていたら、授賞式の天陽が登場。

その後の北海道・十勝の場面では、天陽と正治が登場。それと同時に冒頭から、過去の朝ドラ出演者が何人も投入された。

こう言ってしまっては元も子もないかも知れないが、今回の2回ほどの夜なべの勉強で追試に受かるような展開では、結局、広瀬すずさんのアップの連続と色とりどりのファッションショーに、イケメン俳優と、朝ドラレジェンド女優で客寄せをしているように見えてしまう( ゚Д゚ )アラマッ