[第56話あらすじ]「なつよ、絵に命を与えよ(56)」
東洋動画の仕上課に勤務するなつ(広瀬すず)は、仲(井浦新)に誘われ、作画課の部屋を訪ねる。そこでなつは、仲と井戸原(小手伸也)のふたりが、東洋動画を支えるアニメーターだと下山(川島明)から教えられた。そのとき、奥の方で男女の口論が聞こえてくる。原画のキャラクターを捉えきれていないと指摘する麻子(貫地谷しほり)に対し、納得できない様子の堀内(田村健太郎)。そんなふたりの様子になつは驚き…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
|
【なつぞら】-第56話-

「ティンカーベル」では描かれていたクリエイティブな仕事をする意味を担当するのが、どうやら原画セカンド担当の大沢麻子らしいが、当然の如く目を見開くだけで“なつ” は蚊帳の外。しかし、前回はそれ程気にならなかったが、今回はなつのヘアバンド? 含めてデート服みたいな衣装が目に付いてしょうがない😓。
どアップと派手な服装ばかり気になって…と思ったら、何と夢を抱いて挑んだ、アニメの世界の第1日目の内容は、お隣の席の桃代と無駄話をしながら「きいちのぬりえ」より簡単そうなパンダの塗り絵を10枚程度描いただけ。あとは「味方」とお喋りしただけ。流石に「苦労」くらいは盛り込めよと言いたい┐(´・c_・` ;)┌ ダメダコリャ・・・。

そして、少ない月給(5,000円)から “1,500円も”家賃として貰っているからだろうか、亜矢美の下宿サービスが半端ない。なつが帰って来ると、夕飯は準備完了済みで、疲れを取るために銭湯に行ってらっしゃいと促す始末。
そこへ、咲太郎が帰って来て、恐るべし下宿サービスとして、咲太郎と亜矢美がなつを寝間着に着替えさせ、布団を敷いて寝かせちゃった。そして、翌朝のシーンでは、昨夜の“接待” に感謝を述べるでもなく、出勤用の衣装選びに気合いの入るなつになっちゃう。こう言う横柄な態度の積み重ねが、なつへの好感度が下がる原因なのに( ゚Д゚ )アラマッ

ここまでゴリ押しして、一応一度は試験に落ちて、努力したって結果ってことで二次試験で合格した“なつの技術” がスゴイと言いたいのか? お喋りが本業(よく、小学校の担任の先生に、私はそう叱られた)でも “なつの技術” がスゴイと言いたいのか? 十勝時代を含めて何枚の絵を描いた描写があっただろう?
努力を描かずして “なつの技術” がスゴイと言いたいのなら、試験に一発で受かる“なつの才能” を描いて貰わないと釣り合いが取れないのだが…。それと、小さいことだが、このシーンで「そなんですか…」、ラストでは「何だべ」と十勝弁が一瞬だけ登場するが、ほぼ全編が東京弁なのに、ここだけ十勝弁は違和感があるし、あざとさも感じてしまった。