【半分、青い。】

永野さんの彼らとのやり取りシリアスもコメディタッチな部分もどんな場面も会話として見事に成立していてリアルそのものです。
秋風編の初恋と失恋、律との別れそして過酷な挫折。百均編の結婚と出産、余りにも残酷な離婚。どれも人生そのもので「生きる」てそういう事だと改めて思い。俳優さんを通じて鈴愛たちの感情や人生を共有していたと感じます。
本物の演技派同士が共演したからとここまでの名場面が誕生したのです。皆さん役柄と一体というかその役として生きていたと感じました。これが佐藤さんが仰っていた「北川先生の当て描きの秀逸さ」なのでしょうね。