若い時から漠然とした理想があった。
結婚して、2人の子どもを持つこと。
きょうだいは作ってあげたかった。
3人は大変なので2人にしよう。
第一子がすぐにできて、
0歳で仕事復帰していたら両立が大変で子作りを後回しにしてしまった。
第一子出産から4年ほど経って妊活を決め、不妊治療のクリニックにかかった。
検査の結果、卵巣年齢が異常に高く、卵子が極端に少なくなっていた。
時間がないので最短で顕微授精までやったが、
卵子が少ないため受精した卵子は1つだけだった。
奇跡的に妊娠したが遺伝子異常があり流産してしまった。
たくさんの通院、
たくさんの薬、
たくさんの注射、
本当に大変だったから、一度でリタイアしてしまった。
私には1人きてくれたから十分。
この子を2倍幸せにしてあげよう。
自分に言い聞かせて、諦めたことを後悔しないように、毎日を楽しく生きている。
趣味もたくさんあるし、
友達や家族と遊んだり、
旅行をしたり、
美味しい物をたべたり。
だけど、
引き出しを整理したときに久しぶりに見てしまった。
流産する前のもしかしたら今隣にいたかもしれない子の写真。
一気に思い出す、あの時のこと。
人生は一度きりだけど、思い通りにはいかない。
そんなことをしみじみと感じた。
だからやっぱり、少しでも楽しく生きよう。