本帰国後、ずっと抱えているモヤモヤ | ITエンジニア母と息子たちの日々

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小学校4年生と年長の男子2人を育てるフルタイムワーママです。ワーママ→タイ駐妻→再びワーママに。社会人13年目にして初めての転職。

こんにちはニコニコ


 

このことを書くかどうか

少し迷いはしたのですが

 

今日は私が帰国以来ずっと抱えていた

「違和感」について書きたいと思います。

 


それは

日本の人たちの

コロナウイルスに対する危機感



帰国した当初、

東京の街の

あまりにも普段と変わらない

日常の様子に

 

正直かなり驚きました。


近所のスーパーには人がたくさんいて

マスク率もそんなに高くなかった。


 

あれ?

私この国にいたからって理由で

タイで自宅待機をすることになったんじゃ

なかったっけ?

 

そんな思いを抱かずには

いられませんでした。

 

 

そんな思いを正直に

ある方にぶつけたところ

 

日本は医療レベルも高いし

個々の衛生観念もしっかりしているから

他の国のようにはならないのよ。

 

というようなことを言われ

これまたびっくり。

 

 

私がそれまでいたタイでは

その時点で日本より

ずっと感染者数が少なかったけれど

 

お店や病院では

いたるところに消毒液が設置され

入口で検温されるケースも

少なくありませんでした。

 

さらには、

私が帰国したのと同時期に

スーパーや薬局を除いて

お店も閉まるようになっていた。

 

なので、

あまりの差に戸惑ってしまいました。

 

 

その後、先週末の土日は

不要不急の外出自粛が要請されて

 

それまでよりはグッと

危機感が高まったように見えたけど

 

それでも土日もある程度

外に人がいるように見えたし

 

昨日も

朝から悲しいニュースが

流れていたにも関わず

 

スーパーは大混雑、

フードコートで談笑しているお年寄りや

友達と遊んでいる学生の姿も。

 

念のため、

私は外から目撃しただけで

その場に行ったわけではありません。

 

 

街中の様子だけでなく

友人、家族と話していても感じます。

 

タイをはじめ海外にいる友達、

帰国したばかりの友達は

 

私と同じかそれ以上に

危機感を感じている人も多い。

 

帰国したいけれど

実家に滞在した場合、

同居の祖父母に移すようなことがあっては

大変だからと帰国を諦めた友達も。

 

 

一方、ずっと日本にいる

友人や家族は

そうでもない。

 

私が街で見ている雰囲気と同じく


大きな危機感を

抱えているようには見えない。

 

普段色んな事に

気を付けているタイプの

友達でさえそんな感じ。


どこか他人事。

 

 

なんでなんだろう?

 

ずっともやもやしてたのだけど

 

ふと思った。


 

私も含めて海外在住者は、

 

自宅待機を余儀なくされたり

 

住んでいた町が

ロックダウンされていくのを

目の当たりにしたり

 

そんななかで

急遽日本に帰るかどうか

大変な決断を迫られたり

 

帰国してからも

自分が感染源とならないよう

気を付けて生活していたり

 

コロナウイルスの影響で

自分自身が大変な状況に

遭遇している。

 

 

でも、ずっと日本にいると

そうではない。

 

もちろん日本でも

学校が休校になったり

在宅勤務をすることになったり

 

いつもと同じ、

というわけではないけれど

 

たぶん、

コロナウイルスの影響や脅威を

自分事として捉える機会

 

海外在住者ほど多くない気がする。


だからなのかな。


 

日本人は真面目な人が多いとはいえ

ある程度強制的な制限がないと

 

なかなか全員が

意識した行動を取るのは

難しいのかなー、と思います。

 

ずーっと家にいるべきとは

思わないけれど

 

必要外に集まったりするのは

今は避けた方がいいんじゃないかな。

 

自分が感染しないためにも

他人に感染させないためにも。


 

とにもかくにも、

日本でも世界でもこれ以上

この病気が蔓延しないことを

切に願います。


クローバークローバークローバー


 

ちなみにバンコクでは先日、

コロナウイルスと戦う

医療従事者の方々に

エールを送るために

 

夜8時に一斉に拍手をする

キャンペーンが行われたそう。

 

その様子をインスタで見たのだけれど

こういう取り組みができること、

ホント、素敵だなー!と思います。


 

この騒動のさなかで

頑張っている人たちはたくさんいる。

 

医療関係の方はもちろん、

 

昨日のブログに書いたような

スーパーの店員さんや

デリバリーのスタッフ、


それからオンラインで様々な

サービスを提供してくれている方や

 

手段が限られた中で

私たちの引っ越し荷物を

何とか届けようとしてくれている

運送会社の方も。

 

心から感謝、

そして応援したいです。

 

 

さて私には一体何ができるのだろう。

 

まずは

「自分だって感染しているかもしれない」

という気持ちを忘れずに


意識した生活を送っていきたいです。

 

 

お読みいただきありがとうございます流れ星