初めて買ったウイスキーの瓶はとっておく。それが私の習慣だった。

私はデュワーズのカスクシリーズ第一弾、カリビアンスムースを飲んだ時からカスクシリーズの虜で、先日カスクシリーズのフィナーレを飾った第五弾、フレンチスムースを無事購入し、5種類全ての瓶を揃えた。

私はデュワーズカスクシリーズ、ホワイトラベル、12年の瓶は持っていだが、15年からは持っていなかった。

15年は約6000円。私はシングルモルトならともかく、ブレンデッドウイスキーに5000円以上のお金を出すのには少し勇気が必要だった。

だが、私はこれを機に思い切って15年を買うことにした。

丁度週末に15年が届いた。私は早速飲んでみることにした。最初はストレートで注いだ。

香りはほとんどを青いリンゴが支配していて、少しキャラメルが垣間見える。

味はやはりリンゴが強いが、熟成由来のウッディさも感じられる。そして私は少しアルコールの刺激を強く感じてしまうので、氷を入れてロックで飲んでみた。するとアルコールの刺激は抑えられ、とても飲みやすいマイルドな味になった。

邪道だと思っていたが、値段に見合う味だったと私は評価した。


私はデュワーズ15年を12年の隣に置いた。

するとボトル達がよりカラフルに輝き出した。まるでデュワーズ15年を歓迎するかのように。


さて次はどんなウイスキーボトルを迎え入れよう。