「周りの人がいるから自分は成り立ってる」


言われなくても分かってる

頭では理解してる


けど

自分は自分だと思う

いくら親や友達がいい人だって

私はいい子になんかなれない


もしかしたら

親も友達もそうなのかもしない


もしそうだとしたら

ここは偽りの世界

全部嘘

本気でなんて語り合えない

そんな偽りの関係


でも

地球は回ってる

時間は止まらない

嘘偽りを認めようとしない

なんて悲しい世界


「けど」

「でも」

否定の言葉


「もしかしたら」

「もし」

「そうだとしたら」

希望を持とうとする言葉


なぜ人はこの二つなしでは

関係を築けないのだろうか



人の幸せはそれぞれだと思う


裕福な子に私の幸せは分からない

私に裕福なこの幸せは分からない

貧しい子に私の幸せは分からない

私に貧しいこの幸せは分からない


世の中の仕組みはこうなってて

でも人は人を幸せにしようとする


「馬鹿じゃないか」と笑いたくもなる

でも自分もきっとそうしてる


人間の性なのだろうか


私は今日も心に問いかける