今日は満月。

しかも今年最遠なっているので、いつもより小さく見えるはず。

とは言っても、比較しないとわからないと思いますが・・・。


見た目で「今日の月は小さいね」とはなりません。


でも写真で撮っておけば後で比較すると、大きさの違いってわかりますよ。

今夜は晴れるのかな?

見れるといいですね!!


県営名古屋空港でついに初飛行しましたね。


※時事通信社 https://youtu.be/_0AjLV1bUJw

ついでにYoutubeを色々と見ていたら、

物凄いのもアップされてるんですね・・・。

かなりの衝撃の動画・・・・・・・。

人体解剖。

カメラや天体望遠鏡などを使っていないと、

あまり聞く事が無い言葉だと思いますが、

高性能なレンズで「非球面レンズ」というのがあります。


これ何が高性能なのかというと、

球面収差というレンズの収差を取り除いたレンズなのです。

収差というとちょっと難しい言葉ですが、簡単に言うと1ケ所にピントが合わないという事です。


実はレンズって色々な収差があって、周辺まで綺麗な像を結ぶというのは至難の技なんです。

理論的には収差をゼロに出来ても、

組み立てのちょっとした誤差や温度変化などでも完全な像というのは難しいのです。


中でも除去が難しいと言われていたのが球面収差。

これは計算しても結局、

実際に作れるのかというと偶然に上手く出来る事もあるという程度の物で、

この非球面レンズを使った物はかなり高価な物でした。

簡単に言えば、放物面のレンズを作れば、ピントは1ケ所なのですが、

球面だと2次焦点が出来てしまいます。

つまり球面だと2つの焦点が存在するんです。これは中学の理科で習っていると思います。


この2つの焦点の差が球面収差となって、周辺部がゆがんで見えてしまうという現象です。

でも放物面なら1ケ所だけのピントになります。

というか近づける事が可能です。ちょっとした誤差でも放物面の良さが出て来なくなってしまいます。

つまり2つの焦点となってしまうという事です。

なので量産化というのは難しいという事なのです。


そこに挑戦したいという技術者が現れ、レンズ製造をしていた大手の会社を辞めて

独学で勉強をして、レンズを磨く為の道具も自作。

でもレンズを磨く角度というのが本当に微妙な物らしく電卓で計算していたのでは

時間がかかり過ぎると言う事で、PCでのプログラムを勉強しプログラムも自作。

つまり何もかも自作で、ついに量産化出来る体制を作ったんです。

無ければ自分で創造し作るというハングリー精神が大切と言っていました。


でも問題は精度。

レンズを作れる体制は出来ても、測定する事が出来ない。

そこであみだしたのが、直接ピントを合わせて、レンズの周辺に出来る像を見て判断をするというやり方・・・。

本当にかなり曖昧というか、その人にしか判断が出来ないというやり方・・・。


でもその人の判断はかなり正確で、良い精度のレンズでした。

その後、その測定もPCでの測定に移行でき、それまでよりも精度の良いレンズとなったらしいです。


現在、非球面を使ったレンズというのがかなり発売されていますが、

それを量産化する為には、この人の努力と発想が無ければ生まれなかった物だったのかもしれません。


ちなみにレンズでは無く、非球面鏡というのはかなり以前から、

天体望遠鏡では使われていて、それは販売されている物もありましたが、

多くは趣味で鏡を自分を磨き、望遠鏡を自作するアマチュアによって作られていました。

これも無いのなら自分で作ってしまえ!!という事ですね。

まぁ正直な事を言えば、高価だったから自作というのが本音ですけど・・・。


それでも市販品に負けないどころか、

それよりも精度の良い物を作る人も実際に存在しました。

ただ鏡の研磨はレンズに比べ楽というか粗雑な鏡材でも良い鏡を作れましたが、

レンズはガラスの中を光が通過するので、良いガラス材が必要なのと相当な技術も必要なので

レンズを自作したという話は、これまででたった1人しか知りません。

兄妹だから2人かな?


カメラのレンズも望遠鏡も狙う所は同じで、周辺部までクリアでシャープな像という事になります。

その為には、収差というのを極限まで除去しないといけないのです。

実は安い、非球面というのもあって

レンズを何枚か組み合わせて擬似的に非球面というのを作っている物もあります。

でもそれだと完全では無いですし、レンズが増えるだけ別の問題も出て来ます。

レンズ1枚で非球面を実現して、それを量産化して安い価格で提供しようと考えた人は

本当に凄い人だと思います。


ただこれをやれる人は一人しかいないので、

今の所、量産化と言っても研磨する器具は自作。

しかもれを作れるのも、その人だけという事で職人技とも言える領域なので、

目下、後輩の育成という事が課題となっているみたいです。


レンズカタログなどで非球面レンズという言葉を簡単に見つける事が出来ますし、

自分も使っていますが、これ程大変な思いをして出来た物だとは思っていませんでした。

放物線を書くって、中学だったかな?あの2次関数で数学の時間に習いますよね?

なのでそう難しい事だとも思っていませんでした。

でも現実って違うんですね。
一眼レフカメラって精密機器というイメージがあると思います。

なので製造もコンピュータ制御された工作機械でという感じだと思いますが、

実は違っていました。設計などは確かにコンピュータを使って図面を起こしたりしているみたいですが、

実際の組み立ての多くの部分って手作業なんですね。



一眼レフをお持ちの方だとご存知だと思いますが、カメラの上部に大きくメーカー名が入っていますが、

あの部分、少し凹んでいてメーカー名が塗装されていると思います。

上の写真で言えば、OLYMPUSの部分です。

あれどうやって作っているかご存知ですか?

実は人間が1台ずつ塗ってるんですよ。

内部の配線のハンダも人が作業しています。

当然、性能の確認も人間が目で確認しています。

ただあの時点でシャッターも結構押されている感じですが・・・。


ということで、実は一眼レフって自動で作っているというより、

人間が組み立てをしている部分が多いんです。


これを知った時、何だか値段が高い理由がわかったような気がしました。

※少し前のニコンの製造工程ですので、現在とは少し違うかもしれません。