★ビタミンB6の経口投与
20~30mg/kgを3~4日投与し、その後40~50mg/kgを4~7日投与します。
必要量を数回に分けて与えますが、続けることで嘔吐や肝機能障害が出現することがあります。
 ★抗けいれん剤経口投与
第1選択バルプロ酸(商品名デパケン、セレニカR、ハイセレニン、バレリン等)の
経口投与。
align=left>第2選択ベンゾジアゼピン系薬剤 クロナゼパム、ニトラゼパムがよく使用される。 
クロナゼパム (商品名ランドセン、リボトリール)の経口投与。
★ ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)療法 
入院治療により、朝1回の筋肉注射を連日2週間、1日おきに2週間、週に2回を2週間、
週に1回を2週間と合計8週間続ける方法が用いられています。
発症してから1~2ヶ月以内にこの療法を行うことで多くは発作が消失するそうですが、
再発や他の発作が出現する場合もあります。
この治療により、一時的な自己免疫力の低下があり感染症にかかりやすい、血圧
上昇、肥満、不機嫌、睡眠寸断、むくみ、肝機能障害、など認められます。療法中は
注意深い観察と定期的な血液検査などが必要です。