お店のオーナー様から聞かれることがあります。
「携帯メール配信するとお客さん結構来ますか?
効果はありますか?」と、たまに聞かれます。
前提として大事なのは、「携帯メール配信」は
新規顧客開拓ではなく、リピーターさんへのキャンペーンPR、
バースデー企画、お店ネタやフォロー、メルマガ的な使い方も
含めると様々です。
昔から永く続いているお店は常連さんが結構な
割合を占めている場合があります。
つまりリピーターさんですね。
リピーターさん達はお店の良さを肌で感じています。
またお店に通う自分のペースを持っている方も少なくはありません。
そのリピーターさん達に対してわざわざメールを送っても
効果は無いんじゃないの?と思われるかも知れませんが
それは違います。
携帯へのメールのメリットの一つはお客様の手元に届くことです。
で、お客様がメールをさらりと見て閉じます。
それでいいんです。
関心の無い内容であればそのまま、関心のある内容ならば
行動に結びつく可能性がでてくるだけです。
ここで手元に届いたメールですから、お客様の時間、場所、状況によって
行動に結びつく可能性がさらに高くなる訳です。
これがパソコンへのメールだと時間、場所、状況の条件が狭くなります。
さらりと読んだメールでも自分のお気に入りのお店からのメールであれば
頭の片隅に覚えています。実はココがポイントなのです。
定期的にメールをお送りしていればお店の存在は頭から消えることはありません。
私の知り合いの整骨院ではご来院の方に定期的にメールを送っています。
えっ、整骨院がと思われるかもしれませんが送る内容はもちろん
新規キャンペーンやバースデー企画などではありません。
日ごろの日常生活において怪我や病気に対する予防やケア
椅子に座ったままの簡単な運動
起床後の一杯のお水
などなどワンポイントアドバイスを簡単に定期的に送っているのです。
院長の人柄も伝わる内容にしてあるのでリピーターさんが
何かの拍子に知り合いの方などに、その整骨院の話をする場合、
その整骨院の説明がし易い訳です。
これだけでも充分効果があります。
現代社会は情報が氾濫しています。
送ったメールはその情報の一つに過ぎません。
しかし届く場所がお客様の手元なのです。
さらりと見られて閉じられても良いのです。
情報の取捨選択のゆとりはお客様にあるのですから。
付かず離れずの関係です。
この関係を保つのにメールという媒体は最高に適しています。
最近ではグルーポンで集客してその際にメール会員を
集めるオーナー様も多いです。
グルーポンは集客出来る可能性は高いですが薄利多売です。
しかしメール会員が増えると次の戦略に繋がる訳です。
どんなにいい内容のキャンペーンを打ち出しても
とっても安くて旨い料理の期間限定プランを打ち出しても
相手の時間、場所、状況と合わなければ無理なものは無理です。
その提案の媒体をチラシや雑誌掲載に変えるとどうでしょう。
かかるコストは一目瞭然です。
新規顧客開拓も含めての場合は同時にメール会員募集のQRコードも
載せると効率は上がります。
常連であるリピーターさん達に伝えるだけであればメールに敵うものはありません。
前述のお店のオーナー様からの質問で
「携帯メール配信するとお客さん結構来ますか?効果はありますか?」
の質問ですが、単純に「来店が多くなるとか効果がありますなど」の
問題ではないという事がお分かりになって頂けたと思います。
メールという媒体を使っていかに情報氾濫の世の中で
お客様の手元にお店の情報を届けるか、お店の存在を未来永劫知らしめすか
付かず離れずの関係を保ち続けるか、これは使い手側の手法も大きいのです。
新規顧客開拓にお金を使うくらいならリピーターさんと
仲良くしたほうがいいうオーナー様もおられます。
もちろんバランスが大切なことは言うまでもありませんが、
リピーターさんが新規お客様を呼び込む効果は確かにあります。
いわゆる口コミというものですね。
強引にメール会員にしても、いずれ自然淘汰されます。
メール会員にこだわるのもいいですが、お店とお客様の相性が合わない場合は
どんなにメール会員に執着しても効率を落とすだけです。
どんなに良い内容でも執拗にメールを送信すれば
相手の情報の取捨選択のゆとりも奪ってしまいます。
情報氾濫の中をかいくぐる「メール」という名のサラブレットに乗っていても
むちを打つのは使い手なのです。
メール会員と上手く付き合って繁盛しているお店は多く存在するのです。
私のお客様にはいつも言います。
あせらずゆっくりとメール会員様を集めてくださいね。
それはお店の宝物です。



