ボクの友人で
「息子が16歳になったら一緒に教習所に通ってバイクの中免を取る」
という目標を掲げている人がいます。
バイク乗りのボクから見ても
ステキな目標です。
ただ、16歳というお年頃の男が
父親と一緒に教習所に通いたいかは
わかりませんが。
っていうボクも
将来、孫がガレージに眠っているボク(祖父)のバイクを
レストアして生き返らせ、走り屋魂を引き継ぐ。
なーんて夢を少年時代(?)思い描いていましたが。
っていうか、
まだ結婚もしてねぇじゃん。まずそこからじゃね?
みたいな話ですけれど。
ボク自身、いろいろなバイクを乗ってきて
現在、初めてのアメリカンタイプのバイクにまたがっています。
昔から「乗ってみたいなぁ」という憧れがありつつ、
「この手のバイクは年をとってからだ」みたいなイメージがありました。
言ってみれば「トレンチコートは若造には似合わねぇ」
って感じでしょうか。
で、やっとこさ念願の年齢になったわけでして。
(別に決まりは無かったですけれど)
憧れていたイメージはロードホッパーみたいなやつ。
結局は国産車をチョイスしましたが、
「サドルシートははずせねぇ」とかいじりまくってみたものの
(金は持っている年齢なので)
「まずはアメリカンというものに慣れなくては」
という目標に辿り着きました。
これはバイクに限らず、結構何にでも当てはまることなのですが
「カッコいい=不便(不自由)」
ってことが多いですね。
本当は「もっと尖ったハンドルにしたい」とか
「タンクはもっと小振りのやつにしたい」とか
「リヤフェンダーは薄くて短いやつがいい」だとか。
でも、現実問題を考えると
「このハンドルは長時間つらそう」とか
「このタンクじゃ燃料がすぐ無くなりそう」とか
「このフェンダーじゃサイドバックが付けられない」だとか。
カッコ良さはストイックさと
もれなく連動していることが多いので、
乗りやすさとか、燃費とか、ある程度は荷物をたくさん積みたいだとか。
「バイクは一人で奔るもの」とかカッコつけてても
「やっぱ彼女を後ろに乗せたい」とかって欲が出てくるもんです。
まぁ、こういったパラメータの振り分け方で
個性が出るって訳ですから。
ちょっと不便でも
振り切ってイカしたマシンを組む人もいれば、
割り切ってリアにでっかいアタッシュケースみたいの付けちゃってる人もいますよね。
で、ボクはといえば
最小限の「外せない」カスタムを施し、
「まずはアメリカンというものに慣れる!」というスローガンのもと
アメリカンならではのドコドコした走りを楽しむことにしました。
でも、最初はやっぱ
慣れるのに必死でしたよ。
まず「足を前に出す」っていうスタイルに違和感があったし、
ハンドルも長めのに変更してたんで(上にじゃないよ)
昔みたいなすり抜けできねーし。
車高落としちゃってるから更にバンク角ないんで
峠攻めらんねーし、そもそもそういうバイクじゃねーし。
っていうか、上り坂キツくね?みたいな。
とかって、最初のうちは苦戦しましたが
人間、慣れるもんです。
今じゃ街中じゃ目立つ方なんで、
ある程度カッコつけて乗れるようになりましたし
楽しみ方もわかってきましたよ。
こうなってくると、だんだん
「こんなカスタムしていきたいな」とか見えてくるもんですね。
理想(妄想)だけじゃなくって。
「やっぱ燃料タンクはもっと小さくていい」とか
「シブいサイドバックは外せねぇ」とかさ。
バイクって、やっぱ楽しいですねー。
とか言いつつも、
人生設計と同時に、次に乗るマシンの夢(妄想)とかも
考えちゃったりします。
もぉ年齢的に飛ばさないだろうけど、
遅いなりに渋くて小回りが利くやつがいいかなぁ。。
これも楽しいんですって。